W杯2002
日韓大会は自分の中で最も印象に残るW杯。ほぼ1か月韓国滞在、カムサハムニダの毎日でした。
原博実さんにはお世話になりました。

『Foot!』で月曜から金曜までそれぞれMCを担当している5人のアナウンサーに、これまでの半生を振り返ってもらいつつ、どういう想いで今の仕事と向き合っているかを語っていただいています。
五者五様の“オリジナルな生き方”を感じて戴ければ幸いです。


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Q:お名前をお願いします。

A:八塚浩です。

Q:生年月日もお願いします。

A:昭和33年10月16日。西暦で言うと1958年10月16日です。

Q:ご出身は千葉県ですね?

A:千葉県です。ただ、これは出身というだけで、本籍が千葉なんですけど、それまでの出身には愛媛と書いていたんです。父親が出身の今治という土地によっぽど思い入れがあったんでしょうね。本籍を愛媛からずっと移さなかったんです。だから、僕も本籍を書く時に父親に聞くと「愛媛だよ」と言うので、「ああ、愛媛なの?」って。それでもずっと千葉で育ったので、結婚後はずっと千葉が本籍なんですけどね。

Q:今少しお話が出ましたが、お父様のご職業を教えていただけますか?

A:父親は公務員です。四国の学生が東京の大学に入って、戦争も経ながら「ずっとこっちで住んでいこう」という時に、国家公務員上級試験というのがあったらしいんです。それを受けて入ったのが当時の郵政省だったと。ただ、今から思えば父親の兄も郵政省で、だいぶ兄からのアドバイスがあったんじゃないかと思うんですよね。いい兄だったらしいですし、末っ子だった父親はその兄を相当尊敬していたらしいんです。兄弟の中で同じ道を継いだのはただ1人でしたし。今でもそうなのかもしれないですけど、当時の公務員は名簿を見ると人事異動がわかるんですよね。それで父親に人事異動があると、「頑張ってるじゃないか」なんて父親の兄から電話が掛かってくる様子を見ていましたね。

Q:郵政省というと“堅い”職業というイメージですよね。

A:マジメでした。几帳面という言葉がピッタリ来る感じで、どうしてこういう子供が生まれたのかと思うくらい(笑)
父親はマジメでした。今でも父親の日記は手元にあるんですけど、僕が生まれてからのことをずっと書いてあるものがあって、普通だったら人に見せるものではないんだから、ちょっとくらい字の乱れがあってもいいじゃないですか。ちゃんと、きちんと書いてあるんです。だから、そこに“公務員像”を見ますよね。日記ごとに当時人気のあったシールが貼ってあったりとか、コラージュの仕方なんかもちゃんとしていて。その点では似ている所があって、僕もコラージュが好きなんですよ。あんなに正確には書かないですけど、メモを付ける時にも自分なりの遊び心が手伝って、今流行っているもののシールを貼ったり、行った旅行先のチケットを貼ってみたりとか、そういう部分は「父親の日記を見た影響もあるのかな」という気はしますね。

Q:何かを書かれたり、何かのメモを付けられたりするのがお好きですよね(笑)

A:大好きです。今のメモ帳はあまりにもヒドイので見せられないですけど(笑)、書くことは大好きです。

Q:中継の時にお持ちになっているノートを見ればわかりますよね(笑)

A:関係ないことがいっぱい書いてあるんですよ。「今日の新幹線の窓から見た景色はこうだった」とか(笑)、ちょっと挿絵も入れたりして。そういうことを書き留めたいんでしょうね。僕は文庫本を読んでいる時も、車窓から見た気に入った風景を絵で描いたりしますから。そういう行為が好きなんだと思います。後から見る訳ではないですし、それを「仕事に使おう」なんて思っていないんですけど、それが習慣になりましたね。

Q:お母様は専業主婦だったんですか?

A:そうです。父親が四国から出てきた時に、東京で公務員である兄の下宿先に同居しに来た訳ですよ。そこは兄弟たちがたむろするような部屋だったらしいんですけど、そういう流れの中のどこかで出会ったんでしょう。母親は千葉県育ちなので。だから、戦後のドタバタの中で思春期を迎え、ドタバタの中で敗戦を迎え、ドタバタの中で恋愛が始まり、結婚して子供が生まれてという感じだったんでしょうね。昭和33年というのは戦後と言っても、「えっ」と思うくらい近い所に終戦があったんですよ。だから、当時の話を父親や母親に聞いても、細かくは話してくれないんです。「大変だったよ。食べ物もなくて」なんて言うけれども、リアルに伝わるような話を聞くことはなかったですよね。ただ、きっとあの世代の人たちというのは、いろいろなことに耐えながら家族を作って、新しい戦後を作ろうという気概が、僕ら以上にあったんでしょうね。今でも実家に残っている昔ながらの“たたずまい”を見ると、思い出しますよ。「この中でよく遊んだな」とか。あの頃の両親には感謝しています。大変だったはずですから。

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