多くの日本人メジャーリーガーにとって、ひとつの転機となりそうな2017年のシーズンが幕を開けた。

その一方で、自身を取り巻く昨年の喧騒から解放されたドジャースの前田健太は、比較的落ち着いた2年目が送れるのではないだろうか。

昨オフにドジャースと契約した際は故障のリスクを懸念されながらも、シーズンを通して前田は先発ローテーションに穴を開けることなく投げ続け、16勝11敗の成績を残した。

投球内容を見ても、防御率3.48(ナ・リーグの規定投球回到達者30人中14位)、奪三振率9.17(リーグ7位)、与四球率2.56(リーグ15位)と優れた数字をマークしている。

結果として前田は、安く設定されていた基本年俸300万ドルに加え、1000万ドルを超える出来高を手にした。テレビ番組で本人が口にしたところによると、その総額は「15億円」だったようだ。

これと同等かそれ以上の金額を昨年に受け取り、今季開幕時に所属チームのあった投手はメジャー全体でも21人しかいない。

グラウンド内外で何もかもが手探りだった1年目から、今年は何事にも予備知識を持った上で取り組むことができるが、ルーキーシーズンに堂々たる成績を残し「計算できる戦力」として認められたことで、周囲から求められるものは大きくなっている。

昨年は先発3番手からのスタートで、サイ・ヤング賞クラスの投手と相対したのはノア・シンダーガード(メッツ)と2度、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)とホゼ・フェルナンデス(当時マーリンズ)がそれぞれ1度ずつあっただけだった。

今季はクレイトン・カーショウに次ぐ、開幕2戦目を任されていることで、有力な投手とのマッチアップが増えることも予想される。援護点が簡単に見込めなくなることは、前田の成績にも影響を与えるかもしれない。

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