バファローズにとって2017年の開幕戦は、期待と不安を感じさせる一戦となった。

スコアだけを見れば、延長戦にもつれ込んだ末の4-6は接戦に映るが、その内容は2回に先制点を奪われてからは一度もリードを奪えない苦しい展開。誤算は、2年連続で開幕戦の先発マウンドに上がった金子千尋だった。

序盤から制球が定まらず、5回を投げて27人の打者に対して初球ストライクが取れたのは11人だけ。

2回に先制を許すと、3回には2点を追加され、5回に銀次からソロアーチを浴びたところで、0-4と一方的な展開になる。

投じた109球中60球がストライクゾーンを外れるボールで、5四球を出すなど、毎回走者を出す終始苦しいマウンドだった。

試合後に金子は緊張があったことを認めたが、イーグルス打線への意識も働いたのではないだろうか。この日の相手打線は、2番からカルロス・ペゲーロ、ゼラス・ウィーラー、ジャフェッド・アマダーが並ぶ攻撃型オーダー。

イーグルスの打者は狙い球をしっかりと絞っていたようで、金子が奪った空振りはわずか12球のみ。ほとんどの打者がじっくりとボールを見極めて、思い切りよく振り切っていた。

3回の2失点には守りのミスも絡んだ。金子は先頭の茂木栄五郎をサードへのゴロに打ち取ったが、打球を捕った小谷野栄一が体勢を立て直すのが遅れて内野安打となる。

直後の打者には四球を与え、続くウィーラーはサードへのゴロで併殺かと思われたが、これも小谷野がボールをこぼして送球が遅れ、取れたアウトは2塁での封殺だけだった。

すると、続く銀次の打球をセカンドの西野真弘がタイムリーエラー。昨季も課題だった守備の拙さを露呈し、試合はイーグルスのペースで進んだ。

バファローズ打線はイーグルスの先発美馬に4回まで2安打に抑えられていたが、5回に反撃を開始する。

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