サイクルロードレースがまだ“ヨーロッパのスポーツ”だった1980年代、圧倒的な実力と絶対的な存在感でプロトンの頂点に立っていたベルナール・イノー。その顔つきや、追い込まれた時こそ本当の力を発揮する姿から、“穴熊”と呼ばれ恐れられていた。

チームにおける「孤高の存在」であるエースと、それを支える複数のアシスト。仮にアシストの1人がエースよりも実力で上回っていたとしても、チームや同僚がエースとして認めた人物を支えなければいけない。そうした明確なヒエラルキーは、現在のプロトンでも変わらない。

当時のプロトンは王者を頂点に恐ろしいまでの階級社会が成立していた。1978年のツール・ド・フランスで、イノーが選手たちによるストライキを先導したように、ときには強い団結を生むが、一方で簡単には上へと這い上がることが許されない残酷さを持ち合わせていた。

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サイクルシーズン本格始動!
■パリ〜ルーベ
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