今季ハンブルガーSV(HSV)で右サイドバックとボランチの両方を臨機応変にこなしている酒井高徳。今季のブンデスリーガのうち中盤に入っているのは3分の1程度だが、持ち前の球際の激しさ、ボール奪取力、豊富な運動量を示し、マルチな能力に磨きをかけている。

「(ボランチをやったことで)落ち着きが出てきたし、視野の確保を意識して首振る回数も増えている。自分がサイドバックの時に『ボランチにはこう動いてほしい』と感じたり、逆の時に『サイドバックは今のタイミングではボールがほしくない』といったことが分かりるようになった。それはプラス要素ですね」と本人もマルクス・ギスドル監督の采配をポジティブに捉えていた。

とはいえ、日本代表でボランチをやることはあまり考えていなかった。「代表には十分能力高い選手がいっぱいいる。ケガで誰もいないとなったら代わりにはなれるかもしれないですけど、そうじゃなかったらボランチは他に任せられる人材はいると思うんで」とドイツでの酒井高は語気を強めていた。

3月の2018年ロシアワールドカップ・UAE(23日=アルアイン)、タイ(28日=埼玉)の2連戦に向けて代表合流した際も「ボランチはないです」とキッパリ否定していた。

ところが、彼自身が「ケガで誰もないとなったら」という状況が現実になってしまう。キャプテン・長谷部誠(フランクフルト)の右ひざ負傷に続き、UAE戦で大活躍した今野泰幸(G大阪)が左足小指を骨折。高萩洋次郎(FC東京)も右足親指負傷でプレー不可能となり、タイ戦に向かう日本の本職ボランチは山口蛍(C大阪)1人になった。

そこでUAE戦同様、中盤を逆三角形にする形も考えられたが、技術の高いタイの攻撃力を侮ったら手痛い目に遭う。そう考えて、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はダブルボランチを選択。酒井高徳と山口蛍を組ませる大胆な試みに打って出た。

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