「先発の準備は今年に入ってからやっていないので、不安はありますが、しっかり短いイニング……」。

「そんなに長いイニングを投げるんでなく、とにかく一人ひとり全力で取りにいって、後ろのすばらしい投手陣に任せたい。起用に答えられるよう、まずはしっかりゼロで抑えたい」。

前夜、千賀滉大イスラエル戦の先発に向けて、こう語っていた。まさに有言実行。

3月16日のイスラエル戦は、千賀が5回1安打無失点と試合をつくり、後の“すばらしい投手陣”が好投リレー。打っては、4番・筒香嘉智の先発アーチを皮切りに、先発野手は全員安打でイスラエルに8-3と快勝した。

実は、千賀は慣れない堅いマウンドもあってか、5回途中から前(左)足がつり始めていたという。軸足の右足ならあるが、前足は初めての経験だったとか。MLBスカウト陣も目を見張った代名詞「お化けフォーク」もあまり制球が定まらない。

小林誠司がフォークを決め球にしてくれようとしていたが、途中から真っ直ぐとスライダーなどを中心とした組み立てに変えてもらったという。

結果、5回はわずか8球で三者凡退。先発の上限80球まで17球を余していたが、失点のリスクを考え、自ら降板を申し出た。英断だったかもしれない。

後を継いだ6回は、平野佳寿も三者凡退の快投。2人目はあわやセンター前ヒットの当たりも、またしても菊池涼介がスーパープレーでセカンドゴロに仕留めた。

「守備からリズムを作ってチームに勝利をもたらしたい」と明かしていたとおり、この裏に侍ジャパンは一挙5点のビッグイニングをつくった。

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