ベンチの脇で二回、三回とバットを振る。どっしりとした下半身。ブレない軸。ゆったりと足を上げながらも着地すると同時に体の幹をスパッと切り返すように回転させて打つ。いつもと同じように見えて、最初の三打席とはどこか違うスイングに見える。

2月25日、敵地フロリダ州レイクランドで行われたオープン戦の初戦となるタイガース戦で、アストロズの青木はいきなり4打数2安打と活躍し、WBC日本代表への合流に向けて状態が上がっていることを証明した。

「WBCもあるということで、いつもと違う緊張感、いつものキャンプの初戦じゃないなという気がした」

と試合後の青木。彼は翌26日のブレーブスに出場した後、日本へ帰国。日本で2試合に出場した後、WBC第1ラウンドを迎える予定だ。

「一打席、一打席、感じたことをそのまま次の打席に生かしている」

タイガースの先発で元サイヤング賞投手のバーランダーから初回に内野安打を放ち、次打者の4球目に盗塁を決めるなどしてアストロズで期待される「1番打者」の実力を証明した。大事なのはそのあとだった。二打席に凡退した後の第四打席、いつもとどこか違って見えた素振りをした後、彼は救援投手の外角速球をしっかり捉えて、強烈な打球で三遊間を破った。

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