寒いには寒いけれど、さっぱり雪が降らなかった12月のヨーロッパですが、年が明けると一転して本格的な冬模様。雪も降るし風も吹きまくる厳しい天候が続いています。

Top3

1本目も開始直後から、深い霧がコースを覆った。その影響でマルセル・ヒルシャーが失速し、指定席の2位からひとつ順位を下げた

強風に翻弄されたザグレブ(クロアチア)に続き、アデルボーデン(スイス)のスラロームでは深い霧が選手を悩ませました。1本目最初の5人位はまともな条件で滑れましたが、6番スタートのマルセル・ヒルシャー(オーストリア)以降は、先の見通せない視界不良の中のレース。3旗門先はほとんど見えず、手探り状態で目の前の状況に反応するのが精一杯というタフなスラロームとなりました。

結果はヘンリック・クリストファーセン(ノルウェー)が今季3勝目をあげ、2位にマンフレッド・メルク(イタリア)が入りました。メルクはザグレブでの優勝に引き続きの表彰台。2007/08シーズンのスラローム・チャンピオンは、怪我による長い不振の時期からようやく脱したようです。3位はヒルシャー。2本目に逆転を狙ったものの1本目6位という遅れが大きすぎ、クリストファーセンを捉えることはできませんでした。それでも何とか表彰台だけは確保したのはさすがというべきでしょう。

ヘンリック・クリストファーセン

1本目はスタート順に恵まれたヘンリック・クリストッファーセン。2本ともベストタイムで圧勝し早くも今季3勝目をあげるとともに、スラローム種目別でもトップタイに躍り出た

マンフレッド・メルク

ザグレブの優勝がけっして幸運だけによるものではないことを証明したマンフレッド・メルク。この日も2位で今季早くも3回目の表彰台

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