新年明けましておめでとうございます。
2017年も始まりました。そして今年最初のエッセーを事務所で打って(書いて)います。
世の中まだスロースタートなのか、通勤路も空いていました。

さて、皆さんは、どのようなお正月をお過ごしでしたでしょう。
ボクは、家族とスキーへ行ったり、仕事の仲間との新年会に参加したりしている間に松が明け、既に仕事モードです。

慌ただしい正月ではありましたが、将来のモータースポーツの行方についてチョットだけ考えました。

ドイツで近い将来、内燃機関が使えなくなって、ゼロエッミッションのクルマだけが移動手段、流通の担い手となるようなことが報じられていますが、モータースポーツもそうなると、e Motorsportsへ移行して行くのでしょうか。新たなテクノロジーの導入という点では、電気を動力源とする競技車両、Formula eに代表されるようなレーシングカーになって行くのでしょうか。

個人的には、それはあまり好まない。なぜなら、モータースポーツの醍醐味、凄さ、魅力と感じていたファクターがe Motorsportsでは削がれてしまっているから。エキゾーストノートひつとっても、あの痛快なサウンドが無ければ大げさに言うと、魅力が半減する。

日本EV協会が1994年に発足し、フォーミュラカーを製作、富士スピードウエイで試走しました。その時、ドライバーが「タイヤのトレッドノイズと風を切る音だけを聞きながら走行するという体験は、正に異次元だった」とコメントしていた。ドライブしている本人が感じている以上に周りで見ていた者達にとっても音無で疾走して行く車両を見るのは、ハッキリ言って拍子抜け状態だったのを記憶しています。

Formula eも観客にどうアピールすれば良いか、四苦八苦しているのがうかがえますね。ドライブするのは面白そうではあるけれど、見るエンターテイメントとしてどれだけ発展できるのかが課題になってくるでしょうね。

まあ、自分が現役を引退するまでにe Motorsportsが現行のそれと入れ替わることはまず無いでしょうね。

今年もよろしくお願いします。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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