2016年。僕はプライベートでも仕事上でもいろいろ事情があって、海外に出る機会が少なかった。1992年大会以来ずっと観戦に行っていたユーロも行けなかった。だから、生でスタジアム観戦したのは、ほとんどが日本国内の試合だった。

そんな中で最も印象に残った試合は、なんといっても先日のFIFAクラブ・ワールドカップ決勝。鹿島アントラーズがレアル・マドリードを相手にあと一歩で世紀のアップセットを達成しそうな試合だった。

まず、日本のJリーグ・チャンピオン(それも、正規リーグ戦ではトップから勝点15差の3位のチーム)があのレアル・マドリードに挑もうという、そのアンバランス感が何とも言えなかった。そして、サッカーというのは、個人能力やチーム力にかなりの差があっても、それを埋めるために全員が一つの方向を向いて戦い、多少の運が味方すれば、弱者が強者を倒すこともできるスポーツだという、その面白さを見せてくれたゲームだった。

それも、鹿島が守りに守ってスコアレスで勝負に持ち込んだのではなく、1点を先制されながら2点を奪って勝ち越したのだから、これは日本人ではない第三者が見ても面白い試合だったはずだ。

そのほか、印象に残った試合といえば、天皇杯の4回戦で川崎フロンターレと浦和レッズが延長の末3−3で引き分けた壮絶な「殴り合い」。70分までスコアレスで推移しながら、そこから突然のように激しい攻め合いが始まった。ある意味でノックアウト式トーナメントの天皇杯だからこそのゲームではあったが、ああいうアグレッシブな試合が日本チーム同士でも見られるということに新鮮な感覚を覚えたのは僕だけではなかろう。

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