2016年もあと僅か。そこで、今季限りで球界を去った人物を2回に分けて振り返って見たいと思います。まずは、引退した選手たちの中から印象深い3人を取り上げます。

デビッド・オティーズ(レッドソックス)

4月1日、私はメジャー球団再誘致を目指すモントリオールのオリンピック・スタジアムにいました。今やここでの開幕直前の恒例となった、唯一のカナダ球団ブルージェイズのプレシーズンマッチを見届けるためです。今年の対戦相手はレッドソックスでした。そして、驚かされたのが、デビッド・オティーズの名前がコールされた時に、カナダでのカナダ球団によるカナダ人のための興行でありながら、スタンディングオベーションが起こったことです。

彼はすでに2016年シーズン限りでの引退を表明していたので、今季はアウェイでどの都市に行っても2013年のマリアーノ・リベラや翌年のデレク・ジーター同様に引退興行として喝采を浴びることは予想されました。しかし、よりによってモントリオールでもとは!この街にMLB球団(エクスポズ)が存在したのは2004年までで、オティーズもア・リーグ球団のみに在籍していたことで、彼自身はモントリオールのファンの前でプレーしたことは一度もありません。決して、「かつての好敵手」ではないのです。それでもこの歓待ぶりとは!

その後のシーズン中、彼は予想通りどこに行っても相手球団からのプレゼント攻勢に遭ったのですが、単に愛されただけでなく、10年ぶりの打点王(127)を獲得するなど大活躍で、40代の選手としての記録の多くを塗り替えました。有終の美とは、今季のビッグ・パピのためにあるフレーズでした。

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