15点差のスタートを強いられた夏の王者が、最後は走り勝った。第47回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)の男子は、28日に準決勝を行い、第1試合は福岡第一高校(全国高校総体1位=福岡)が2度のオーバータイムの末、89-78で帝京長岡高校(新潟)を破って6年ぶりの決勝進出を果たした。

手に汗を握る大接戦だった。福岡第一は序盤、持ち味である守備が機能せず、得意の速攻も鳴りを潜めた。主将の重冨周希は、試合開始から5分も経たないうちに2ファウルとなり、コートから引っ込められた。対照的に、帝京長岡は「史上最高の留学生」の呼び声が高いディアベイト タヒロウとPG祝俊成を中心に得点を重ねた。周希の双子の兄である重冨友希は「前半は、走れていなかった。守備ができていなかったら、相手のシュートが入って気持ちが沈んでしまっていた」と0-15となった立ち上がりを振り返った。それでも第2ピリオドからは速攻が出るようになり、帝京長岡を猛追。前半終了時には3点差まで追い上げた。

第3ピリオドに帝京長岡のタヒロウにリバウンドを制圧されて9点差に広がったが、第4ピリオドに入るとオールコートディフェンスで相手のガードを捕まえ、再び猛追。コンゴ共和国からの留学生バム・アンゲイ ジョナサンがタヒロウからファウルを受けてのバスケットカウントを得るなど活躍を見せ、わずか1分15秒で逆転に成功した。

しかし、帝京長岡も粘った。流れを失い、残り3分ほどの段階では8点差をつけられたが、PF遠藤健斗がパスカット、3ポイントと攻守にわたる活躍を見せて食らいついた。最後は70-70から留学生のアンゲイ ジョナサンがタヒロウを弾き飛ばしてフリーでシュートを放ったが入らず、試合はオーバータイムに突入した。

お知らせ

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