11月21日、全米野球記者協会(BBWAA)は2017年野球殿堂入りの候補者名簿を発表しました。薬物使用に関し「シロ」「グレー」「クロ」の3人の有力ラテン系選手が、新たに含まれています。

投票は、BBWAAに連続する10年以上在籍の記者による10名連記式で、75%以上の記者からの票を得ると晴れて殿堂入りとなります。その投票結果は来年1月18日に発表されます。また、ニューヨーク州クーパースタウンでの記念式典は、7月30日に予定されています。

今回紹介したい3人は、いずれも現役時代に素晴らしい成績を残していますが、少なくとも有資格初年度での殿堂入り(大変名誉なこととされています)の可能性は低そうです。しかし、彼らがどの程度票を集めるか?これは要注目です。

まずは「シロ」のブラディミール・ゲレーロです。ドミニカ共和国出身の彼は、エクスポズを中心に活躍した俊足、強肩、強打の外野手でした。超人的な身体能力を駆使し、通算のスラッシュライン(打率 / 出塁率 / 長打率).318/.379/553を記録しました。また、2002年にはもう一歩で40−40の39本塁打&40盗塁を記録、エンジェルスに移籍した2004年にはMVPにも輝いています。一方では素朴な人柄で知られ、薬物使用の噂とも無縁でした。そんなゲレーロの不安材料は、メジャーキャリアが16年と比較的短かったため、通算本塁打は449本、安打数も2590本と、殿堂入りへのパスポートと言われている500本塁打、3000本安打にいずれも届かない点でしょう。

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