スパーズがウェンブリーで勝てない。先日のミッドウィークに開催されたレバークーゼン戦を落とし、今季CLではウェンブリー開催のホームで2連敗。これでトッテナムは、ウェンブリー・スタジアムが今のウェンブリー・スタジアムになって以来(と言うのも何か変な言い回しだが)、ウェンブリーでの公式戦を6連敗としている。これに親善試合の成績を合わせると、1分7敗となるのだからスパーズの「ウェンブリーで勝てない症候群」も深刻である。

指揮官のポチェッティーノは試合後の会見で、「ウェンブリーのせいにしてはいかん」と言っていたが、ここまで偏った戦績になると、やはりスタジアムに何かしらの要因があるのではないかと訝るのが人情というものである。まあ、これを言っては身も蓋もないのだけど、ウェンブリーはどこまで行ってもウェンブリーであり、決してホワイトハートレーンではない、ということなのだろう。

テレグラフ紙はコラムのなかで、スパーズがウェンブリーで勝てない要因として、デカすぎるサイズと、“聖地”ウェンブリーの持つバリューが相手チームと相手サポーターに与える好影響を指摘していたが、これはどちらも頷ける。普段、36,000人ほどのスタジアムでやっているクラブの観客が、いきなり9万人に膨れ上がるのだから、チケットを買うお客さんの持つ情熱の度合いも多様化され、スタンドから発せられる気合いが稀釈されるのは致し方ないところだろう。かつてアーセナルはウェンブリーをCLのホームスタジアムにしてグループリーグ敗退を喫したことがあったけれど、同コラムではベンゲル監督の「あれは悪夢だった。後の祭りだが、間違った判断だった」というコメントを引用し、余りにデカいウェンブリーの稀薄なホームアドバンテージ性を論じている。また、聖地へやってくることで、相手方のテンションが上がり、気合いの入り方が普段の三割増しになるというのも理に適っている。

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