グランドスラム・アブダビ大会は10月28日からアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで3日間にわたって開催される。この様子はJ SPORTSで生中継される。

リオデジャネイロ五輪が終わってから初めての「グランドスラム」となるこの大会。ここまで行われたザグレブ、タシケントのグランプリ2大会と比べるとある程度強豪の姿が見え始めてはいるもの、出場選手数は決して多くなくまだまだ超ビッグイベント終了後のブレイク期イベントとの感は否めず。ツアーに復帰の五輪戦士あり、五輪出場をギリギリで逃し次代の顔としていよいよ自分の出番とばかりに腕を撫す若手あり、キャリアの再形成に挑むベテランあり、あるいはまったくの無名選手ありとその顔ぶれはバラバラで、一定の傾向が見出しがたい。敢えて言えば、ロシアとブラジルが比較的積極的な派遣を為していること、地元UAEから目玉と呼ぶべきエース格の選手の出場があることか。

みどころを挙げるならこの2つの項を満たす男子73kg級と81kg級ということになるだろう。73kg級は五輪で大野将平に対抗し得る数少ないライバルとしてクローズアップされ、その前評判通りみごと銀メダルを獲得したルスタン・オルジョフ(アゼルバイジャン)と、世界選手権で2度銅メダルを獲得しているムサ・モグシコフ(ロシア)が第1、第2シードを張り、これに世界選手権銅メダリストの地元の雄ヴィクター・スクボトフと、常に階級の不確定要素と評されながらいまだブレイクしきらぬ影の実力者アレックス・ポンポシウバ(ブラジル)が挑む構図。特に上位対戦は激戦が大いに期待できる。

リオ五輪で永瀬貴規を倒して銅メダルを獲得、地元で凱旋大会に挑む81kg級のセ ルジュ・トマ(UAE)

リオ五輪で永瀬貴規を倒して銅メダルを獲得、地元で凱旋大会に挑む81kg級のセルジュ・トマ(UAE)

そして81kg級では地元UAEの「モルドバ移籍組」のリーダー格セルジュ・トマが堂々第1シードを張る。トマはリオ五輪で優勝候補筆頭の永瀬貴規を破る大金星を挙げて銅メダルを獲得、移籍以来のサクセスストーリーを美しく完結させたばかり。凱旋大会となる今大会はヴィクトール・ペナウベル(ブラジル)、イワン・ヴォロベフ(ロシア)、そしてブレイク直前と観察される若手の注目株フランク・ダビド(オランダ)を、地元の王族が見守る中で迎え撃つ。もちろん実力的には十分に優勝に手が届くラインにあり、会場の盛り上がりが非常に楽しみ。

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