2016/17シーズンのアルペンスキー・ワールドカップは、今年もオーストリア・チロル州のSÖlden セルデンから始まる。10月22日(土)が女子ジャイアント・スラローム第1戦、そして翌23日(日)に男子ジャイアント・スラローム第1戦だ。いずれも標高3000mを超えるレッテンバッハ氷河で行なわれる。例年、この開幕戦に雪が間に合うかヤキモキさせられるのだが、幸いにも今年は冬の訪れが早く、すでに積雪は充分。レース当日には、選手たちのために素晴らしいコースが用意されることだろう。

『白いサーカス』の異名通り、アルペンスキー・ワールドカップはその後世界中へ旅に出る。スケジュールは、おおよそ例年通り。11月にレヴィ(フィンランド)で男女のスラローム第1戦が行なわれ、高速系レースは11月末に北米で始まる。そして12月初旬にヨーロッパに戻り、その後はアルプス諸国を転戦。2月には一時ワールドカップは中断し、サン・モリッツ(スイス)で世界選手権が開催される。平昌五輪(2018年)の前哨戦でもあり、これが今年の冬の大きなハイライトとなるだろう。そしてシーズンを締めくくるワールドカップ・ファイナルはアメリカのアスペン(コロラド州)が舞台となる。最終戦がアメリカで行なわれるのは、1996/97シーズンのヴェイル以来20年ぶりのことだ。こうして来年3月まで約5カ月間にわたって展開されるアルペンスキー・ワールドカップ。男女それぞれ37レースがスケジュールされているが、果たしてどんな勝負となるのだろうか。

マルセル・ヒルシャー

マルセル・ヒルシャー

今季最大の焦点は、マルセル・ヒルシャー(オーストリア)の総合6連覇なるか、という点だろう。2011/12シーズンに22歳の若さで初めて総合チャンピオンに輝いて以来、1度も王座から降りたことのないヒルシャー。女子では同じオーストリアのアンネマリー・プレルが1970/71シーズンから5年連続で総合優勝を果たしているが、男子ではこれが初の5連覇である。したがって、もし彼が連勝をさらに伸ばすと、男女を合わせても初の快挙。文字通り世界最強、史上最強のアルペンレーサーとなるわけだ。

お知らせ

アルペンスキー FIS ワールドカップ 16/17
男子注目大会を20戦以上生中継中心に放送!

10月23日(日)午後5:00〜 生中継
男子 ジャイアントスラローム
ゾルデン/オーストリア

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