濃密なる6時間。

2016年のWEC世界耐久選手権第7戦・富士6時間は、6月の第3戦ル・マン24時間に次ぐシーズンのハイライトに数えられるレースだったと言えるだろう。世界中でWECを取材しているジャーナリストたちがいる、メディアセンターの沸きっぷりがそれを物語っていた。

富士6時間レース

今シーズン、ル・マン24時間での勝利を第一目標としてTS050 HYBRIDの開発を進めていたTOYOTA GAZOO Racingにとって、ル・マン24時間での悲願間際でのまさかのストップは大きな意味をもっていた。他の6時間レースももちろん全力で戦っているが、チームにとって、何より勝利が欲しいのがル・マン、そしてホームコースである富士。ル・マンのリベンジを果たすためにも、トヨタは『何が何でも、勝ちに行く。』というキャッチフレーズを掲げ富士に乗り込んでいた。

今季、ル・マンこそ専用のロードラッグ仕様がピタリとハマり優勝を争ったトヨタTS050ハイブリッドだが、その他の6時間レースでは決勝中こそ速さをみせてきたものの、なかなか勝利には届いていなかった。苦しい戦いに終わった2015年も未勝利だったため、なんとTOYOTA GAZOO Racingは2014年の第7戦バーレーン以降勝利がなかったのだ。先述のキャッチフレーズもうなずけるというものだ。

三つ巴の接近戦

富士7時間レース

迎えた富士スピードウェイでのレース。ロングストレートとテクニカルセクションの組み合わせが特徴のコースだが、走り出しからTOYOTA GAZOO Racingの2台のトヨタTS050ハイブリッドは、他のラウンドに比べてライバルとなるアウディR18、ポルシェ919ハイブリッドとの差が小さかった。初日から「おおむね順調」と小林可夢偉が語ったとおり、TOYOTA GAZOO Racingはレースに向けて自信をもっていたという。

3日間合計で53,200人が集い、晴天に恵まれ賑わいをみせた決勝日。午前11時にスタートが切られたレースは、序盤7号車アウディR18がモーター・ジェネレーター・ユニット(MGU)のトラブルでストップ。また、予選日から不調だった2号車ポルシェ919ハイブリッドがジワジワと離されていく展開となった。

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