立野在選手&深瀬理香子選手 with モントリオールアイスダンサーズ @ Gadbois Centre

[写真]立野在選手&深瀬理香子選手 with モントリオールアイスダンサーズ @ Gadbois Centre

アイスダンスジュニア日本チャンピオン・深瀬理香子/立野在組のインタビュー後編では、「アイスダンスが楽しい!」深瀬選手と「氷に図形を描くのが好き、影に徹する」立野選手に、世界と日本のアイスダンスについて伺いました。新シーズンの抱負やファンの皆さんへのビデオメッセージまで御覧の上、深瀬/立野組のシーズン初戦となるISUジュニアグランプリシリーズ・日本大会(9月7日から新横浜スケートセンターで開催)での応援をお願いします。

以下、深瀬(敬称略):深瀬理香子選手(2014年秋からアイスダンスを始め、2014年・2015年全日本ジュニア選手権優勝 19歳)
立野:立野在(ある)選手(2013年全日本ジュニア選手権2位、深瀬選手と全日本ジュニア2連覇 19歳)

一堂に会すトップアイスダンサー達の凄み

――世界のトップアイスダンサーがひしめくリンクで日々練習して得られるものは、どんなことでしょう。

深瀬:それぞれのお姉さん達がそれぞれ違うんです。だから「あのお姉さん達もいいけど向こうのお姉さん達もいいな〜」って。全員それぞれが(笑)

立野:えーっとですね、話をまとめますと(一同 笑)、先輩方それぞれに個性、世界観があるので、そこは一番参考になります。「彼らはこれが得意」というものがすごく明確に分かったりしますね。僕らは僕らで世界観を何かしら確立していけたらなと思います。

深瀬:一緒に練習しているだけで勉強になることが多くて。同じリンクにいるから目に入ってきます。

立野:表現の参考になったりとか。

深瀬:表情も。

立野:盗めるものは盗んでいこうと。

――自分達が練習しながらも、周りの選手達の練習も見ているんですね。肌で感じる、それぞれの組の凄みは何でしょうか?まずは、現世界王者のガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組(フランス)からお願いします。

立野:ガブリエラとギヨームは、

深瀬:スピードかなあ?スケーティング。

立野:彼らは2〜3歩でトップスピードまで上がっていくんで。押してるわけじゃないんですよ、スケートの伸び=「glide(滑るように移動する)」という話になってくるんですけど、それがもう凄いです。

深瀬:パターンダンスが異様に大きい!他の選手達もすごく綺麗なんですけど、ガブリエラとギヨームは、パターンの大きさが全然違います。

立野:桁違いに大きいです。

――同じ時間で他の組よりも距離を取れている=それだけ滑っているということですね。

立野:そうですね。それで、当たり前なんですけど押してるのが分からない。表現力も凄いです。

深瀬:彼らから「ひとつひとつの動作に意味がある、伝えたいものがある」と聞いたことがあります。私達の動作にも意味はあるんですけど、彼らはもっと細かく動きを作っているんじゃないかなあと想像しています。

立野:細かいこともありますし、組んでいる歴も関係してくるのかなあと思いますね。大分小さい頃から組んでいますね。

深瀬:結成12年。

立野:やっぱり、パートナーシップが長いと、お互いどういう風に動くとかどう考えているとかが分かってくると思いますし。2人の歴史っていうのは大切だと思いますね。

――シゼロン選手が昨季の世界選手権で「二人で一つ、一心同体に見えるようにしている」と、「unity」という言葉を使って言われていました。

立野:見てて、確かにそんな感じはします。2人は同じようなこと考えてて同じような動きしてますね。

深瀬:分からないですけど、全部一個一個決まっているんじゃないかなと想います。

――今季、チームにバンクーバー五輪王者のテッサ・ヴァーチュー/スコット・モイア組(カナダ)が加わると分かって、チームにどんな反応がありましたか?

深瀬:先に2人から公式発表があったので。復帰の発表で「モントリオールで練習する」と。それを見た時はびっくりしました!

――全世界がびっくりしたと思います!

深瀬:「まさかモントリオールで!?」と。そこから1ヶ月ぐらいして2人がやって来ました。

――皆さん、心の準備が出来たんですね。

深瀬:来た時は驚かなかったけど、「ほんとに来たんだ!」とは思いましたね(笑)「オリンピックチャンピオンがいる!本物だ!」って(一同 笑)

立野:口あんぐりですよ(笑)

深瀬:「テッサ達とガブリエラ達が一緒にいる!」と。

――!?あの2組が一緒に氷に乗ってるんですね?

立野:今日も乗ってましたよ(笑)

深瀬:最初の頃はそれにびっくりしてた時もあったけど(笑)

立野:今は慣れました。

――互いを意識し合っている感じはありますか?

立野:いえ、自分達に集中して、互いに良いチームメイト、練習仲間という感じですね。

立野:テッサ達は、やはり凄みが違う。

深瀬:ガブリエラ達とはまた別の凄さです。

立野:彼らが曲をかけて演技する時は、大概皆がリンクサイドで観ちゃうような感じなんですよ。

深瀬:惹き込まれちゃう。

立野:「圧倒される」というか……「凄い」としか言えなくて(笑)他の言葉を探しても当てはまらない……「凄いんだよ!」としか(笑)「貫禄」?というか。僕ら達からすれば、本当に良い環境で練習が出来ていると思います。

――映像で見るのとは違いますね。

立野:全然違いますよ!

深瀬:他の選手達も良い選手ばっかりなので。マディソン達(マディソン・ハベル/ザカリー・ダナヒュー組 アメリカ)とアレクサンドラ達(アレクサンドラ・ポール/ミッチェル・イスラム組 カナダ)も実際に観て「あれ?!なんで彼らがここにいるの?」と驚きました(笑)その2組については何も知らされずに、「来る」と知らされていなかったので、びっくりしました!

立野:急に来た。

――え、まさかその全組が曲かけ練習で同時に氷に乗ることもあるのでしょうか?

深瀬:ないことはないです。

立野:そういう時もあるんですけど、結構な大所帯になってきているので、朝から夕方までリンクを貸し切って、時間をずらして最大6組ぐらいで滑っていますね。

深瀬:6組以上だと危ないです。

――世界のトップシーンが一面に。

立野:どえらい中に僕らがいます(笑)

深瀬:ガブリエラ達とマディソン達とアレクサンドラ達と、「そこに私達が入ってもいいんですか?」みたいな時もありましたし(笑)

立野:でも気を使っていたら自分達が練習出来ず、うまくなれませんし、とりあえず「自分達のことをやる!」って感じで。

深瀬:私達もお姉さん達の曲かけを優先しますけど、お姉さん達も私達の曲かけでよけてくれます。

――他に、「凄い」というチームについて是非御紹介下さい。

深瀬:カナダジュニア選手権2位のマルジョリとザカリー(ラジョワ/ラガ組、深瀬/立野組と共にジュニアグランプリシリーズ・日本大会に出場予定)は私達より年下ですが上手です。

立野:凄いスピード感ですよ。

深瀬:ジュニアグランプリファイナルに出場したフランスのマリージャとローマン(ロリオ/レギャック組)も上手です。

立野:デンマークのラハンスとニコライ(フルニエ・ボードリー/ソレンセン組)は、ショートで凄い踊るよね!って2人で話してます。

深瀬:ラハンスが綺麗!

立野:動きも表情も綺麗って思いますね。

立野:マディソンとザック(ハベル/ダナヒュー組)のザックは「リードしている感」が見えて凄い素敵だなあと思います。彼らは『リード(男性)とフォロー(女性)』の2人の関係性がよく見えます。

――ファンの皆さんも注目して応援されると思います!

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