通算2度の都市対抗優勝歴を誇り、熱狂的な応援でもファンを楽しませるHonda(狭山市)が、今大会は南関東予選で敗れた。しかし熊本、鈴鹿の“分家”が出場権を得ており、大会3日目に登場する。

第1試合はHonda熊本(大津町)と日本新薬(京都市)の対戦。

4月の熊本地震で、大津町は1000棟以上の家屋が全半壊する被害を受けた。野球部員は避難所での物資運搬などのボランティアに尽力したという。

ただ、そんな活動が評価され、7日に発表された「地域の元気 総務大臣賞」(毎日新聞社)を、Honda熊本は「鮮ど市場ゴールデンラークス」(熊本市)とともに受賞している。

彼らはそんな難しい状況の中でも、5月末から始まった九州地区予選を第1代表として勝ち抜き、2年ぶりの都市対抗出場を決めた。

オールホンダの大応援団も東京ドームに集結するだろう。第1、第2応援歌や「全開Honda」といったチームの応援歌は、きっとそのまま熊本の応援歌になる。

2次予選4試合のうち3試合を投げ切ったエースが右サイドハンドの荒西祐大。地元・玉名工業高出身の23歳だ。

2014年の都市対抗では148キロも記録した剛腕だが、短いイニングのリリーフ登板だった過去3回の都市対抗とは違う、実戦派としての成長が期待できそうだ。

日本新薬は激戦区・関西予選の第1代表で、33回目の出場を誇る古豪。今までチームのエースを担ってきた技巧派左腕の榎田宏樹(阪神・榎田大樹の実弟)に加え、今季は立命館大で桜井俊貴(現巨人)と競い合っていた新人右腕・西川大地も台頭している。

打線は上武大で大学選手権制覇の主軸を担った左打ちの長距離打者、中稔真がやはり新人ながら4番打者に入りそう。7名の有力新人を迎え、昨年までよりチームがスケールアップしている。

第2試合はHONDA鈴鹿(鈴鹿市)とJFE西日本(福山市・倉敷市)の対戦だ。

Honda鈴鹿は昨年の2本柱だった土肥寛昌(ヤクルト)、守屋功輝(阪神)がともにプロ入り。投手陣の戦力ダウンは否めなかったが、今年の東海予選は本格派の右スリークォーター平井克典が、エースとして全試合の半分以上を投げ切った。

野手陣は畔上翔(法政大)、石井元(明治大)、山足達也(立命館大)といった有望選手が入社。山足は大学日本代表として昨年のユニバーシアードに出場している俊足内野手だ。

また、石井も東海予選の第2代表決定トーナメント1回戦・東海理化戦で試合を決める3ランを放つなど、入社早々から際だった活躍を見せている。

JFE西日本の陶山大介は、倉敷工業高から入社して12年目を迎える31歳の本格派右腕だ。“ドラフト適齢期”だった20歳代前半の頃は、ドラフト上位候補とも目されていた選手でもある。

プロ入りは逃したが、実力は今なお健在。中国地区予選では19回3分の2を投げて21奪三振を奪うなど、エースの真価を示した。

岡将吾は名門・駒澤大で白崎浩之(現DeNA)と三遊間を組み、主将で4番打者だったショートストップ。ダイナミックな守備とパワフルな打撃を兼ね備えた選手だ。

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