福岡大附大濠の3人以外にNIKEオールアジア・キャンプに参加したのは、シェーファー・アヴィ幸樹(セント・メリーズ・インターナショナル・スクール)と横地聖真(春日井市立岩成台中)。シェーファーがアメリカ人、横地がガーナ人と、2人は外国人の父親を持つハーフの選手だ。

16歳の時にバスケットボールを始めたというシェーファーだが、最大の魅力は203cmの身長。アンダー・カテゴリーの日本代表ヘッドコーチ、トーステン・ロイブルはU18の候補に選び、3月下旬にドイツで行われたアルバート・シュバイツァー・トーナメントに出場した。この経験でバスケットボールへの熱意を増したシェーファーは、この秋からアメリカ・ニューハンプシャー州にあるプレップ・スクール、ブリュースター・アカデミーでプレイすることを決めている。

NIKEオールアジア・キャンプでのシェーファーは、ビッグマンとしてのスキルアップする絶好の機会だったが、キャンプ序盤で右足首を捻挫してしまい、約2日間ドリルや試合に参加できない事態に直面した。しかし、NIKE ジャパンに帯同したトレーナーのケアもあり、最後の2日間でドリルと試合を経験できたのは不幸中の幸い。プレイできる時間が限定されながらも、このキャンプで実感できたことについて、シェーファーはこう振り返る。

「アジアの中では全然やれると思いましたけど、ただ大きいセンター相手だとうまくいかない部分があった。いろいろなタイプがいるので、対策を自分で覚えていかなければならなかったのは難しかったですね。アジアのトップレベルを知ることができた。僕のチームの21番(チャイニーズ・タイペイの高國豪)はアジアで一番のポイントガードと聞いていたし、今後(U18の)アジアで戦ううえで意識できるというか、どういう考えや気持を持っていけばいいかがわかりました」

課題について質問すると、「フィジカル面はまだまだです」という答えが返ってきた。しかし、サッカーをやっていたこともあって機動力は決して悪くない。205cm以上が15人という環境の中でプレイできた経験を生かすことで、シェーファーは7月にイランで行われるU18アジア選手権でのステップアップが期待される。

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ