ゼビオFリーグが6月11日、12日の2日間、東京都の国立代々木競技場第一体育館で行われ、参加全12チーム登場のセントラル開催で開幕する。

10年目を迎えた節目のFリーグ。過去9シーズンは、国内外の優秀な選手をそろえたプロ集団である名古屋オーシャンズが、他チームの挑戦をことごとく跳ね返して何と9連覇を達成。「絶対王者」というキャッチをつけられるまでになった。

しかし、今シーズンはその歴史が大きく変わるかもしれない。

世代交代を見据える名古屋は、昨シーズンを持って創成期からチームを支えた北原亘が引退。エースストライカーのゴール請負人だった森岡薫も退団となった。GKの関口優志やFP安藤良平ら、日本代表の期待の選手が加入したものの、やはり顔ぶれがガラリと変わった印象だ。それでもこのチームの伝統である、鍛えられたフィジカルをベースにした勝負強さが、しっかりと発揮されるのかどうかが楽しみである。

名古屋は11日の第1試合でエスポラーダ北海道と対戦する。北海道は昨年まで関口が在籍していたチーム。攻撃面のエースだった室田祐希も抜け、攻守のキーマンが代わるシーズンとなるが、持ち前の個人技と予測不能なコンビネーションを繰りだせるかどうか注目されるところ。

ペスカドーラ町田 ピレス・イゴール

[写真]ペスカドーラ町田 ピレス・イゴール選手

その名古屋のいちばんの対抗と見られているのが、森岡が加入したペスカドーラ町田だ。昨シーズンはリーグナンバーワンGKのイゴールの堅守と、攻撃面の素早いパスワークで、レギュラーシーズン2位の成績を残した(プレーオフではしくじって5位)。ここにリーグ指折りのストライカーが加わったのだから期待が高まる。さらに北海道から先述の室田祐希も入り、攻撃力は相当上がっているはずだ。

町田は11日の第2試合に登場するから、第1試合から見る人は、名古屋との比較も楽しめるだろう。相手はデウソン神戸。ここ数シーズン、チームの主力だった選手が少しずつ抜けていき、毎年チームを作り直す苦しい時期が続いている。しかし、鈴村拓也や岡崎チアゴなど、乗りだすと手に負えない選手たちの集団であるのは確か。じつは町田とは、お互いに点を取り合う激しい展開のゲームを、9シーズン繰り返していて対戦成績は五分。神戸の頑張り次第で面白いゲームになりそうだ。

11日の第3試合は、フウガドールすみだが登場する。昨シーズンプレーオフに進出し、4位の成績を残したすみだは、今シーズンもあまり選手の顔ぶれは変わらず。だがその分、戦術やコンビネーションは熟成させやすく、パワーアップを図っている。プレシーズンは町田と3−3と引き分け手ごたえも得た。昨年新人賞を獲得した清水和也ら、出場機会を得て経験を積んだ若手選手が、どのくらいチームを引っ張る活躍ができるかが見もの。上位争いをしてリーグをかき回してほしい存在だ。

相手はアグレミーナ浜松になる。2012年のFリーグ加入以来、ずっと下位をさまよっていたが、昨シーズンは終盤に3勝を挙げるなど勝ち点を重ねる成長を見せた。今シーズンは曽根田盛将や野嶋倫らの主力にケガが出て苦しいスタートとなりそうだが、プレシーズンはかなりの走りこみをしたとのこと。走力ですみだにプレッシャーをかけ続けられるかがカギになるだろう。

お知らせ

◆ フットサルFリーグ16/17 6月13日放送スタート!
J SPORTSではセントラル開催全試合とプレーオフ2nd Round/Final Roundを放送!
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