香川真司

香川真司

2015−16シーズンのブンデスリーガにおける日本人選手を一言で表すなら、「粘り」という言葉がふさわしいのではないだろうか。

香川真司(ドルトムント)は後期にベンチ外の扱いを受けた試合もあったが、そこから這い上がって再び中心選手になった。バイエルンの牙城を崩せず、リーグとドイツ杯では準優勝に終わったが、復活を印象づけた。

長谷部誠(フランクフルト)は31節まで17位に沈み、2部降格が濃厚だと思われていた。しかし32節に自らのゴールで順位を上げて入れ替え戦に進むと、古巣ニュルンベルクに計2対1で勝利して残留を手にした。

酒井高徳(ハンブルガーSV)は当初サブだったものの、少しずつ信頼を得て24節からはすべて先発した。清武弘嗣(ハノーファー)は大事な時期にケガでチームを離れて2部降格を阻めなかったが、31節と33節にゴールを決めて意地を見せた。原口元気(ヘルタ)はCL出場権を争うチームで、1年間ハードワークをし続けた。粘り強いプレーによって、得るものが多いシーズンだったのではないだろうか。

では、数字という視点で見ると、今季の彼らの活躍はどう表されるだろうか。まずはキッカー誌の採点を見てみよう。1〜6の採点で、数字が小さいほど良い。カッコ内に(出場数/先発数、得点数/アシスト数)も示した。

【キッカー誌採点ランキング】

1位 香川真司 3.30(29/26、9/9)

2位 清武弘嗣 3.33(21/20、5/7)

3位 武藤嘉紀 3.36(20/18、7/4)

4位 大迫勇也 3.68(25/14、1/1)

5位 原口元気 3.78(32/28、2/3)

6位 長谷部誠 3.89(32/31、1/2)

7位 酒井高徳 3.91(22/21、−/1)

8位 酒井宏樹 4.06(26/25、1/−)

9位 山口蛍 5.33(6/6、−/−)

*内田篤人はケガのため出場機会はなかった

香川、清武、武藤の3人は得点・アシストともに数字を残し、その貢献が採点にも表れている。やはり攻撃の選手にとって結果は大事だ。

最多出場は、32試合の原口と長谷部。先発数は長谷部の方が多い。2人の採点は3点台後半で良いとは言えないが、守備で泥臭い役回りを担っており、割りを食っている部分がある。

主観的なデータではあるが、transfermarkt.deが各選手の市場価値を算出していて参考になる。残念ながら、最新の算出は今年2月に移籍市場が閉じたときで、後期の活躍は反映されていない。それでもある程度の目安になるだろう。

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