フートをドイツ代表に選ぶべきか。レスター躍進で白熱する議論

レスターのプレミアリーグにおける快進撃はドイツでも大きく報道されている。たとえばスポーツビルト誌は「サッカー史上、最もクレイジーな王者?」という見出しをつけ、ヴァルディ、マフレス、フックス、岡崎慎司ら選手11人とラニエリ監督の人柄やエピソードを解説した。たとえば岡崎は「2週間に1回、フィッシュ&チップスを食べる」というように。

そして何と言ってもドイツ人の関心が高いのが、ベルリン出身のロベルト・フートだ。ドイツ代表でセンターバックの選手にケガ人が続出する中、プレミアリーグで大活躍しているドイツ人DFがいるのだ。スポーツビルト誌は「フートをユーロ2016のメンバーに選ぶべきか?」というテーマで議論を投げかけた。

「選ぶべき」と答えたのは、ステンドルプ編集者だ。

「ヘディングの強さはドイツ代表にプラスになる。緊急時には、このヘディングモンスターを前線に置くこともできる。今のパフォーマンスを考えたら選ぶべきだ」

読者のフェーメルも同意見だ。

「バイエルンのバドシュトゥーバーが怪我をしたことを受け、フートのような『闘士』を大会に連れて行くべき。テクニシャンだけではタイトルを獲れない」

一方、ボスマン記者は「レーブの戦術に合わない」と反対意見を寄せた。

「フートはプレミアの中で最もイングランド人らしいセンターバック。背が高く、無骨で、ヘディングに強い。しかし、レーブが求めているのはパスの能力だ。2009年以降代表に選ばれていないのは、ビルドアップのときに相手の陰に隠れてしまってパスコースを作れないから。ドイツ代表のパスワークを乱してしまう恐れがある」

議論の熱は収まらず、同誌は元イングランド代表のリネカーにまで「選ぶべきか?」と質問した。答えはノー、理由は「十分に動けないから」。元シャルケで親友のフックスが「絶対に選ぶべき」とインタビューで推薦したことも大きく報じられた。

これだけプレミアリーグで活躍すれば、もっとドイツ国内で応援の声があってもいいと思うのだが、実はフートはメディアとの関係があまり良くない。2007年8月以降、ほとんどのインタビューを拒否し続けているからだ。

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