アルビレックス新潟 吉田達磨監督

Q:今日は選手・吉田達磨の話を聞かせて下さい。まずはサッカーを始めたキッカケはどんな感じですか?

A:キッカケは単純に兄がサッカーをやっていたからです。僕は野球少年だったんですけど、兄が行っていたサッカーチームにちょっとずつ行くようになって、「オマエ、上手いじゃないか」という風になって行く中で、小学3年生から野球とサッカーを両方やっていました。それで小学5年生になる時に、野球もそれなりに上手だったんですけど、「どちらを選ぼうかなあ」というタイミングがあったんです。その時にはサッカーの面白さが自分の中ではとんでもないことになっていて、「サッカーをやろう」とサッカー1本にして、そこからのめり込んでいった感じですね。

Q:先週お話を伺った大宮の渋谷監督も野球少年だったとおっしゃっていましたよ(笑)
ジャイアンツファンだったとのことでした。

A:僕はヤクルトスワローズが好きで、ファンクラブにも入っていました(笑)
父がヤクルトが好きで神宮球場にも通っていて、無料で入れるようなパスも持っていて、しょっちゅう行っていましたね。

Q:誰が全盛期の頃ですか?

A:若松!若松監督。ピッチャーは松岡。キャッチャーは大矢から八重樫に変わったくらい。好きでしたねえ(笑)

Q:小学校の時のチームは普通の少年団ですか?

A:普通の少年団です。立花キッカーズという埼玉の三郷市にあるチームでずっとやっていて、これは凄い転機なんですけど、小学6年生の時にアセノサッカークラブというチームが、僕の住んでいた三郷市の江戸川の河川敷でサッカースクールを開いたんですよ。しかも、6月9日という自分の誕生日に開校すると。僕は知らなかったんですけど、ウチの母親がポストに入っていたチラシを持っていて「こんなのがあるよ」と教えてくれて。それはチームじゃなくてスクールみたいな形なので、立花キッカーズとは曜日も違いましたし、「誕生日だから行ってみよう」と思って行って、そこで出会ったのが品村(敏明)さんというそのチームを創った方で、日本ではまだなかったいわゆるクラブチームの走りだったんですよ。当時はクラブチームと言っても読売と三菱養和ぐらいしかなかったですからね。そこでそんなに有名じゃないチームで、『上手くサッカーをプレーすること』を言われたりして、一気に色々なものが自分の中に入ってきたんです。当たり前ですけどたくさん走ったり、色々な練習をしていましたけど、上手くなるためのちょっとしたキッカケとか、ボールを扱うことの大切さとか、それをいきなり6月9日に知ったんですよ。今はリフティングなんて当たり前になっていて、そこまで大事にされていないですけど、当時はそれを大事にしようなんて結構斬新ですし、僕もそれなりに上手な子だったのに、最初はリフティングが42回しかできなかったんです。でも、「500回やったらメダルをあげる」と言われて、1週間でクリアしたんですよ。そこからリフティングに関してはずっとできるようになったり。クラブチームというものに出会って、自分の中でサッカーの面白さがどんどん出てきた感じですね。そこから読売クラブにハマって、小学6年生くらいからはもう見まくりました。

Q:誰が全盛期だった頃ですか?

A:小見(幸隆)さん!(笑)戸塚哲也さん、都並さん、ジョージさん、ラモスさんもいて。

Q:その小見さんと大人になって仕事するようになるなんて面白いですよね(笑)

A:小見さんには何回もその話をしましたけどね(笑)

Q:中学の時は読売のテストを受けに行ったんですよね?

A:そうです。中学1年はアセノでやっていて、その時に北島義生という水戸とかでプレーしていた選手が1個下にいて、そいつが「読売を受けたい」と言い出して、「一緒に行こうよ」と言われて。それで中学1年から中学2年に上がる時もアセノがあるから、最初は「嫌だよ」と思ったんですけど、読売は大好きでしたし、結局2人で一緒に受けに行きました。それで北島は簡単に受かって、僕はたくさんいるテスト生の中で3人だけ練習に合流した中に選ばれて、練習に通ったんですけど結局入れませんでした。それで、日立サッカースクール柏が当時できたので、そっちに入ったという感じです。小見さんと竹本(一彦)さんが読売のセレクションの時にいらっしゃって、途中までは良い感じだったんですけどね。最後はやっぱり読売の選手の中に入ってみると「この人たちはやっぱり凄いな」と思いました。体が凄く強くて、僕は凄く小さかったので、「ああ、これは勝てないな」とその時は思いましたね。

Q:日立のスクールは1期生ですよね。

A:1期生です。今のスタジアムのグラウンドでセレクションをしました。4月17日だったっけな。まあ、来た人はだいたい受かるくらいの規模で(笑)、そこでプレーし始めて、すぐに日立のファンになりましたね。当時のチームメイトはみんな凄かったですよ。今ももちろん付き合いがありますけど、サッカーが凄く好きですし、その時はクラブチームってちょっとアウトロー的なヤツがやるというような感じでしたからね。わざわざ部活じゃなくてクラブでまでサッカーをするって、本当にサッカーが大好きなヤツらが集まっているんですよね。だから、日曜日の朝から練習して、午後は日本リーグの試合を見に行って、帰りは新宿あたりのサッカーショップに寄って。そういう所に行くと、当時は貴重なヨーロッパのサッカーとかが見られるから、そこでサッカーを見て帰るみたいな(笑) 本当にそんな時代を過ごしていましたね。

お知らせ

アルビレックス新潟 吉田達磨監督

◆ 2016 J1 1stステージ 第4節
3月19日 (土) 午後1:50〜 J SPORTS 2
アルビレックス新潟 vs. 柏レイソル
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