UEFAチャンピオンズリーグはラウンド16を終了。今シーズンのベスト8が出そろった。目を引く現象のひとつに、プレミアリーグ勢で勝ち残ったのがマンチェスター・シティーだけだったことがある。国別に見ると、バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードの3強がそろって勝ち残ったスペイン勢が優位性を示した。その他で複数クラブが勝ち残ったのはドイツ勢だったが、最強バイエルン・ミュンヘンはユヴェントスとの点の取り合いをようやく制しての勝ち残り。そして、ヴォルフスブルクはベルギーのゲントを下してのベスト8入りと、こちらは幸運も味方したようである。

一方で、プレミアリーグ勢はアーセナルがラウンド16でバルセロナと当たってしまう不運もあって、勝ち抜けはディナモ・キエフを引き当てたマンチェスター・シティーだけという結果に終わった。

プレミアリーグといえば、世界で最も裕福なリーグ。高額のテレビ放映権料をバックに財政力では他国のリーグを大きく引き離す。この冬の移籍市場では中国の爆買いの陰に隠れはしたものの、ヨーロッパ大陸各国から見ればイングランドの豊富な資金力は羨ましい限りでもある。その財政力での優位がありながら不振に終わったプレミアリーグ勢。数年前にはチャンピオンズリーグの上位を独占していた観もあっただけに、何が変わっているのか、気になるところだ。イングランドとヨーロッパ大陸との力関係に何が起こっているのか、考えてみるべきだろう。

大陸のカップ戦で結果が出なくなると必ず言われるのは、「イングランドの場合は、国内リーグが厳しいから」という議論である。たしかに、プレミアリーグはウィンターブレークもなしに年末年始に過密日程を消化するなど各チームの負担は大きい。また、優勝チームは開幕前から決まっているような大陸諸国とは違って優勝争いはし烈を極める。スペインでこそ、優勝の可能性のあるチームが複数あるけれども、フランスでも、ドイツでも、イタリアでも、どこも大本命のチームが今シーズンも順当に首位を走っている。彼らには、チャンピオンズリーグにかなりの勢力を割けるというアドバンテージがたしかに存在するのだ。

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