トゥヘル監督

古巣のマインツに勝利し、首位バイエルンを追いかける

残り10試合を切り、終盤戦に突入しているドイツ・ブンデスリーガ。首位のバイエルン・ミュンヘンが12日のヴェルダー・ブレーメン戦を5−0で圧勝したため、2位につけるボルシア・ドルトムントはもはや1つの取りこぼしも許されない。とはいえ、13日の相手・マインツはトーマス・トゥヘル監督の古巣。今季前半は一時停滞した時期もあったが、後半戦に入ってからは1月23日のインゴルシュタット戦と2月20日のホッフェンハイム戦に負けただけ。武藤嘉紀の負傷離脱で攻撃陣が不安視されていたが、代役のジョン・コルドバも屈強なフィジカルを生かしてまずまずの働きを見せている。トゥヘル監督も「マインツはUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)に行けるのではないか」と前向きに語ったというが、それだけの快進撃を見せているのは確かだ。

それだけに、ドルトムントとしても慎重に戦わなければならなかった。今週は週中にUEFAヨーロッパリーグ(EL)のトッテナム戦があり、過密日程を考慮して予想通り、メンバーを入れ替えてきた。トッテナム戦で終盤わずかな時間の出場となった香川真司もこの試合先発出場。このところの停滞感を今度こそ打破してほしかった。

前節までの順位では2位と5位の対戦だったが、個人能力やゲーム支配力などあらゆる面で両者には差があった。ドルトムントは序盤から優位に試合を運び、相手ゴール前にたびたび侵入。ピエール・エメリク・オーバメヤン、マルコ・ロイス、ヘンリク・ムヒタルヤンという不動の最前線トリオがマインツ守備陣に脅威を与える。そして中盤の香川、ゴンサロ・カストロ、ヌリ・シャヒンの3人も悪くないバランスを見せていた。

先制点が生まれたのは前半30分。中央から長い距離をドリブル突破したカストロが絶妙のスルーパスを送り、前線に抜け出したロイスへ。彼はいとも簡単に右足を振り抜き、幸先のいい1点を手に入れた。カストロのボディバランスや身体接触の強さは目を引くものがあり、今は明らかに香川より調子がいいようだ。実際、トッテナム戦でも先発起用されていて、指揮官の信頼も厚くなっている。香川にしてみれば、彼とのサバイバルはより厳しくなりそうだ。

前半を1−0で折り返した後半もドルトムントが圧倒した。マインツは完全な先行逃げ切り型のチームで、先制されると著しく分が悪い。その傾向を象徴するかのように、この日は思ったような戦いができずに苦しんだ。そんな相手をあざ笑うかのように、ドルトムントは後半28分に勝負を決める2点目を奪う。香川がいったん相手に引っかけられたボールをムヒタルヤンが拾い、左に流れていたオーバメヤンにパス。彼が折り返したところにロイスが走りこんでスペースを空け、そこに香川が飛びこんできた。背番号23は無人のゴールに右足を一閃。12月5日のヴォルフスブルク戦以来、3カ月ぶりとなる今季5点目を決めることに成功した。

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