今季での引退を発表したファビアン・カンチェッラーラ

今季での引退を発表したファビアン・カンチェッラーラ

イタリアの春の海辺に、とてつもない数の強豪たちが集結する。海神のトリアイナ(三叉槍)をめぐる戦いに、今年もたくさんのグランツールライダーが名乗りを上げた。しかも、2016年のティレーノ〜アドリアティコには、スプリンターやクラシックライダーだって大量に詰めかけた!J SPORTSでは、3月9日に開幕するティレーノ〜アドリアティコをJ SPORTSオンデマンドで限定LIVE配信する。

西のティレニア海岸から、東のアドリア海岸へ。こんな「2つの海のレース」が、「パリ〜ニースの裏」とか、「ミラノ〜サンレモの準備レース」とか、そんな風に揶揄された時代はとうに終わった。たとえば2009年以降のティレーノ総合覇者は、7人全員がグランツール総合優勝を経験している。しかも2009年大会以降に表彰台に乗った全13人のうち、8人がグランツール王者、2人がグランツール総合2位、残る3人もグランツール総合トップ5経験者。特に2013年大会は、ヴィンチェンツォ・ニーバリ、クリス・フルーム、アルベルト・コンタドールという、現役最強のグランツールライダー3人が表彰台に並んだものだ。

一方で、イタリアが誇る「ラ・クラシチッシマ(=最高峰クラシック)」ミラノ〜サンレモの勝者は、近頃あまり輩出できていない。過去5年で、ティレーノ出場⇒サンレモ優勝を成し遂げたのは、2013年のゲラルト・チオレックのみ。その他の4大会は、むしろフランスのパリ〜ニースを走った選手たちが、プリマヴェーラ(春)の勝者に輝いてきた。2009年はティレーノ〜アドリアティコで総合優勝を果たしたファビアン・カンチェッラーラが、サンレモでも栄光をつかみとったというのに……。

さて、気になる2016年大会は、近年の例に従って、やはりグランツール総合系を大いに引き寄せた。2ヶ月後のジロ・デ・イタリア獲りを宣言するニーバリやアレハンドロ・バルベルデを筆頭に、ホアキン・ロドリゲス、ティボ・ピノー、リゴベルト・ウラン、ジャンクリストフ・ペロー、ティージェイ・ヴァンガーデレン、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ、さらにはバウク・モレマやエステバン・チャベス、ダニエル・マーティンと、両手いっぱいの「グランツール表彰台候補」がやってくる。

彼らが本気で激突するのは、大会5日目の日曜日を待たねばならない。全長176kmのコースに、5つの難峠が立ちはだかる。山頂フィニッシュの舞台に選ばれたのはモンテ・サン・ヴィチーノ。全長10km、平均勾配7.8%、最大12%の山道を上り詰めた果てには、間違いなく、真っ青の総合リーダージャージが待っている。

お知らせ

ティレーノ〜アドリアティコ3月9日開幕!
J SPORTSオンデマンドで限定LIVE配信

3月19日ミラノ〜サンレモ、3月27日ヘント〜ウェヴェルヘムもLIVE配信
その後もサイクルロードレースコンテンツ盛りだくさん!

・サイクルパック :月額1,800円 (税抜)
・25歳以下の方は、U25割月額900円 (税抜)でご利用いただけます!
詳しくはこちら» ※配信予定からサイクル番組をクリックしてサイクルパックを購入してください。

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ