「北ロンドン・ダービー」が優勝争いに大きく関わってくる

「北ロンドン・ダービー」が優勝争いに大きく関わってくる

トッテナム・ホットスパー対アーセナルの「北ロンドン・ダービー」が、今週末に迫っている。

プレミアリーグで2位のトッテナムと3位のアーセナル。今シーズンの優勝争いにも大きく関わる重要な一戦である。このところ、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで日程が立て込んでおり、トッテナムは次週にドルトムントとのラウンド16の試合を控えるが、ヨーロッパリーグは木曜日開催なので中4日の余裕がある。一方のアーセナルはバルセロナとのセカンドレグは16日。ともに、後顧の憂いなくダービーに集中できることだろう(アーセナルはハル・シティーとのFAカップの再試合があるが)。

ロンドンの北部にある両クラブ。トッテナムの本拠地「ホワイトハートレーン」とアーセナルのホーム「エミレーツ・スタジアム」は約5マイルほどの距離。キロに換算すれば8キロほどということになる。そして、単に地理的に接近しているだけでなく、両クラブはロンドンの中では歴史的に最も成功したクラブであり、ロンドンの覇権を懸ける戦いと言うこともできる。その意味では「北ロンドン・ダービー」というより「ロンドン・ダービー」と言うべきかもしれない。

現在ではロンドン最強クラブはチェルシーと思われるかもしれないが(今シーズンの大不振は別として)、やはりロンドンを代表するクラブといえばアーセナルであり、トッテナムであろう。イングランドで最初にリーグ戦「フットボール・リーグ(FL)」が創設されたのは1888年のことだ。いや、「イングランドで」ではない。世界で初めてサッカーの全国リーグが発足したのだ。アメリカ合衆国では、すでにベースボールのリーグ戦が始まっていたが、サッカーでリーグ戦という形式の大会が始まったのはこの時のことだ。それまではタイトルマッチといえばFAカップしかなかったが、FAカップでは1回戦で負けたら年間にタイトルマッチは1試合だけということになってしまう。それでは、クラブ経営が成り立たない。そこで、リーグ戦が創設されたのだ。

だが、フットボール・リーグの創設メンバーは、イングランド北部のクラブばかりだった。1863年にロンドンでFAを作ったのは、ロンドンにある上中流階級の人たちのアマチュア・クラブだったが、その後北部の工業地帯で労働者たちのクラブが作られ、これらの北部のクラブがプロ化したのだ。だから、ロンドンのクラブはFL創設には参加していない。そのFLに、ロンドンのクラブとして初めて参加したのがアーセナルだった。1893年のことだった。

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