今年のキャンプイン直後、LINEのメッセージが届いた。

【ふじーたかずや】

東北楽天ゴールデンイーグルス♯6藤田一也選手からである。

『お久しぶりです(^^)
朝の声出しあるんですけどみんなウケ狙ってるんですけどなんかいい挨拶ありますか?』

球界を代表するセカンドベースマン。爽やかなルックスからはあまり想像できないかもしれないが、藤田選手はチームのムードメーカー的な存在である。それは彼が盛り上げるというよりは、彼が先輩・後輩問わず“イジられる”キャラクターゆえのムードメーカーだったりするのですが。その親しみやすさも藤田選手の大きな魅力・存在感ではないでしょうか。

彼とは僕が横浜DJ時代であり、彼のルーキー時から今年で12年目の付き合い。とにかく入団した当時から本当に守備は別格だった。
ルーキーイヤーのキャンプインで特守を行った藤田選手、ノッカーは現役時代は同じく守備の名手で鳴らした進藤達哉コーチ。一時間に渡るノックをなんとノーエラーで終え、進藤コーチが『守備は即一軍レベル』の太鼓判を押したほど。
そんな守備の名手のメインフィールドはショートストップ。しかし、当時の横浜には石井琢朗という2000ヒッターが君臨し、また同期入団の石川雄洋選手を次世代のショートストップに育てていきたいという当時の首脳陣の方針から、まだバッティングではライバルを圧倒する結果を残せていなかった藤田選手はファームのゲームではショートに入るものの、一軍ではセカンドやサードでの出場となってしまっていた。『守備以外の部分、バッティングや走塁で結果を残せなかったから、ショート起用されない自分が歯痒かった。即戦力になれていなかった自分に』と、当時の心境を振り返る。

しかし、歯痒さ・焦りを感じていた中、セカンドでの起用が増えてきた彼に、セカンドの楽しさを伝えてくれた男がいる。横浜時代のチームメイト、仁志敏久選手だ。『セカンドとショートって反対の動きなんです。なのでベンチから(当時横浜のセカンドレギュラーだった)仁志さんの動きをよく観察してたんですけど、仁志さんのポジショニング、バッターによって守備位置を大胆に変えているのに、ホンマ驚かされましたよ』。ショートを守っているとファーストまでのスローイングに限界があるので、セカンドほど大きくポジショニングを打者によって変えることはないらしい。『仁志さんに色々と教えてもらいましたよ。ショートへのこだわりもあったんですけど、今までと違う守備の面白さや難しさに出会えましたね』。守備の名手は、やはり守備へのこだわりから、新たな活路を見い出した。

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