リオ五輪でも活躍が期待される浅野拓磨(広島)

リオ五輪でも活躍が期待される浅野拓磨(広島)

27日にいよいよ開幕する2016年J1。前回は優勝争いと残留争いを軸に書いたが、今回は注目選手に焦点を当てながら、新シーズンを展望してみたい。

今季はまず、リオデジャネイロ五輪世代の動向をチェックしなければならないだろう。8月に五輪本番があり、日本サッカー協会と手倉森誠監督が年齢制限のないオーバーエージ枠を採用する方針を示したところだ。となると、U-23年代で選ばれるのは15人。1月のアジア最終予選を兼ねたAFC・U-23選手権(カタール)より7人も削られることになる。Jクラブで定位置を確保できない選手は真っ先に落とされることにもなりかねない。全員が戦々恐々としていることだろう。

こうした状況の中、やはりブレイクの予感を漂わせるのが、2015年Jリーグベストヤングプレーヤー賞の浅野拓磨(広島)だ。最終予選決勝・韓国戦の2ゴールで一気に知名度を高めたが、今季は広島でエースナンバー10を背負うことになった。「(佐藤)寿人さんという大きな存在を超えるのが自分の目標。今年は貪欲にスタメンを狙っていく」と本人も意気込みを新たにしていた。20日のFUJI XEROX SUPER CUPでは昨季同様ベンチスタートを余儀なくされたが、後半から出場してPKで1点を決めている。このPK獲得シーンが誤審だった可能性が高いことで物議を醸しているが、浅野自身にとっての10番初ゴールであることには変わりない。「広島で先発を取ればU-23でもスタメン起用を考える」と手倉森監督も語っているだけに、彼の今後の動向は大いに気になる。

浦和レッズに新天地を見出した遠藤航も多くの人々の関心を集める存在だろう。23日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次ラウンド初戦・シドニーFC戦では青木拓矢と代わって後半29分からボランチに入っており、当面はボランチとして起用されそうな雲行きだ。本人は最終予選から帰国した際、「監督の考え方によっていろいろだと思うんで、センターバックでも出るかもしれないし、基本後ろ(最終ライン)かなってイメージはしてます」と語っていた。が、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督はまずボランチとしての能力を見極めたいと考えているのだろう。

彼自身にとっても阿部勇樹という卓越した経験値を持つベテラン、あるいは日本代表に定着しつつある柏木陽介といったハイレベルな選手と組むことで、自分に足りない部分を再認識するいいチャンスになるかもしれない。浦和は湘南ベルマーレと比較するとかなり選手層が厚いため、コンスタントな試合出場は難しいかもしれないが、ACLとの過密日程が続く第1ステージはチャンスがより広がっている。ここでレギュラーを勝ち得るだけの存在感を示すことが肝要だ。

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