2016年のJリーグは、例年より早く、2月の末に開幕する。

先週末には、首都圏でもプレシーズンマッチが始まり、大宮アルディージャ対モンテディオ山形、ジェフ千葉対柏レイソル(ちばぎんカップ)を観戦に行った。週末はちょうど気温が高い日が続き、試合と共に春がやって来たといった風情であった。

ヨーロッパ各国の高いレベルのサッカーを中継で観戦するのももちろん楽しいが、身近なJクラブの試合をスタジアムで生観戦するのは、やはり何物にも代えがたい貴重な楽しみだ。もちろん、試合としては、まだまだプレシーズン。チームによって完成度はバラバラだったし、選手を試している段階でもある。

たとえば、千葉対柏の試合ではJ2の千葉が柏相手に3−0で完勝した。千葉のサポーターにとっては、ライバルの、しかもJ1の柏に対して大きな1勝かもしれない(「ちばぎんカップ」というタイトルも付いているし)。早速、千葉側の記者から質問が飛ぶ。「セットプレーから3点入りましたね?」

15分の船山貴之のゴールはCK崩れ。49分の追加もCKが相手に当たってコースが変わったところをエウトンがプッシュしたもの。そして、82分のダメ押し点が中盤での阿部翔平のFKが李周泳(イ・ジュヨン)の頭にピタリと合ったものだった。しかし、関塚隆監督の答えはそっけないものだった。「柏の準備ができていなかったという感じだった」

千葉側も、セットプレーの準備はまだ手を付けていなかったが、相手もセットプレーの守備の準備はしていなかったので、あっけなく入った点だったということだ。そうした、プレーのディテールの部分は、これから2週間、開幕が近づいてからの作業になるわけだ。柏は、セットプレーだけでなく、さまざまな面でまだ準備が進んでいないように見えた。

ミウトン・メンデス監督が新しく就任して、選手を見極めている段階なのだろう。この試合は、両チーム6人ずつを交代させたが、柏は次々と選手の並びを変更していくので、僕はそれをメモするだけで大忙しだった(まあ、全部メモする必要はなかっただろうが……)。

千葉も、昨年から選手を大幅に入れ替えてはいるが、関塚監督は前からいる選手はもちろん、移籍してきた選手のこともよく分かっているだろうが、ミウトン・メンデス監督としてはJリーグ自体が初めてなのだから、見極めに時間がかかるのは仕方がない。ツートップ(スタート時はディエゴ・オリベイラとエデルソン)の間にトップ下の選手(スタート時には茨田陽生)が顔を出すという形を狙っているのは分かるが、そのキャストをどうするかを試しているのだろう。

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