昨季ドイツ・ブンデスリーガで昇格組ながら序盤戦に旋風を巻き起こしたパダーボルン。内田篤人所属のシャルケはこの躍進を支えたアンドレ・ブライテンライター監督を今季から招へいし、新たなスタートを切ったが、ここまで思うような成績を残せていないのが実情だ。

リーグ戦の方は21試合終了時点で、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、レヴァークーゼン、ヘルタ・ベルリンに次ぐ5位。UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)圏内の4位以内確保が危うくなってきたと言わざるを得ない。

とりわけ、1月24日の後半戦突入後は一進一退の状況が続いている。再開初戦のヴェルダー・ブレーメン戦は、下位に沈む相手にいきなり1−3の敗戦という最悪のスタートを強いられた。その後、1月30日のダルムシュタット戦、2月6日のヴォルフスブルク戦は連勝したものの、12日のマインツ戦は1−2で再び敗戦。6位・マインツに勝ち点で並ばれてしまった。

7位のボルシア・メンヘングラッドバッハとも2ポイント差。このまま足踏み状態が続くようであれば、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権さえも厳しくなる。ドイツ屈指の名門の伝統と意地に賭けても、ここで悪循環に歯止めをかけなければならない。

マインツ戦では、正守護神のラルフ・フェールマンがゴールを守り、来季のリヴァプール移籍が正式決定したジョエル・マティップと長身のロマン・ノイシュテッターがセンターバックを組んで最終ラインを統率。内田不在の右サイドはブラジル人のジュニオール・カイカラ、左サイドは22歳のシード・コラシニクが入った。中盤はプレースキックの名手であるヨハネス・ガイスとレオン・ゴレツカがボランチに入り、2列目は右からレロイ・サネ、マックス・マイヤー、ユネス・ベルアンダが並んだ。1トップはもちろんクラース・ヤン・フンテラールが陣取った。

これだけの陣容がいるのだから、マインツを個人能力で上回れるはずだが、彼らは際立った攻めのパターンも決定力も見せられない。0−1で迎えた後半開始早々、相手の一瞬のスキを突いてベルアンダが同点弾を奪ったのはさすがだったが、そこからマインツを引き離すような展開に持ち込めない。逆にハードワークと走力のマインツにじわじわと主導権を握られ、終わってみれば1−2の敗戦。最終盤の時間帯にはマティップを最前線に上げてパワープレーまで試みたが、その策も実らなかった。こうやってなりふり構わずにゴールを取りに行く戦い方に、残念ながら強豪クラブの面影は感じられなかった。

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