昨年の秋季キャンプで「期待の選手」として緒方監督から名前を挙げられていた3年目の中村祐太。今キャンプでは、その期待を上回るような結果を残し続け、目標の開幕1軍入りに向けて着々と前進している。

新球への手応えを掴んだ自主トレ

先発を任された14日の練習試合(オリックス戦)では、キレのある直球とカーブを中心とした緩急を使った投球で相手打者を翻弄。3回を1安打無失点に抑えて、首脳陣からの評価を更に上げた。

ここまで順調にキャンプを過ごしている20歳右腕だが、プロ入り2年間は1軍どころか、2軍でも勝ち星を上げていない。

ルーキーイヤーの2014年は3軍の強化選手として身体作りに専念し、「もう二度とやりたくない」と苦笑いするような練習をこなした。同年のウエスタン・リーグでの登板はわずか2試合。

その後、秋季キャンプで脚光を浴びるも、右足内顆疲労骨折で無念の離脱。患部の安静で様子を見ていたが、骨が固定されなかったため、昨年2月に手術に踏み切った。

その影響もあり、昨季もウエスタンでの登板は2試合にとどまった。しかし、本人は「悔しかったけど、ある意味で良い経験はできたと思う」と前を向いていた。

思えば、躓いても立ち上がる人生を歩んできた。「中学2年の秋にフォームを崩してエースの座を奪われた。冬の練習がキツいというのもわかっていたので、もう野球を辞めようと思った。

そのことを監督に電話で伝えたら、夜遅かったにも関わらず、1時間くらいかけて車で家まで駆けつけてくれた。

そのままいろんな話をして、『本気で野球をやったことあるのか?』の一言が胸に響いた。そこからはずっと野球一筋でやってきた」と、当時を懐かしそうに振り返る。

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