1月30日の2016年AFC・U-23選手権(カタール)決勝・韓国戦の劇的な逆転勝利でアジア王者に輝いたU−23日本代表の面々が帰国し、所属クラブに合流した。遠藤航(湘南→浦和)、櫛引政敏(清水→鹿島)のように今回のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選期間に移籍したメンバーも少なくなく、彼らにとってはここからがリオへの本当の挑戦になるのは間違いない。五輪本番は年齢制限のないオーバーエージ枠があるうえ、日本サッカー協会は2020年東京五輪世代に該当する97年以降の生まれの選手の飛び級を積極的に推し進めたい考えを持っている。今のリオ世代が何人生き残れるかは全くの未知数と言っていい。ここから半年間のサバイバルはかつてないほど熾烈を極めるかもしれない。

26日の準決勝・イラク戦で後半ロスタイムに決勝点を叩き出した原川力(前京都)と同試合で相手の猛攻を跳ね返し続けた奈良竜樹(前FC東京)の2人も、今季から川崎フロンターレで新たな一歩を踏み出すことになった。彼らはU-23日本代表のチームメートである大島僚太とともに2日から川崎のトレーニングに参加。新天地での本格始動した。

ボランチを本職とする原川は中村憲剛、大島、森谷賢太郎といった実績ある面々の間に割って入らなければならない立場にいる。「川崎はパススピードが非常に速い。一緒に初めて練習した憲剛さんからも『どんどんボールを出してほしいと言われた』と言う。「1人1人の癖や特徴、どういうプレーをするのかをいち早く理解する必要がある。もともと憲剛さんたちとは一緒にやりたいと思っていたし、出来る限り早く合わせられるようにしたい」と彼は意気込みを新たにした。

原川にとってのアドバンテージは、2011〜13年にかけて京都サンガを率いていた大木武元監督のパスサッカーが風間八宏監督のスタイルに近いこと。大木監督と風間監督は清水出身の同期であり、共通した哲学を持ちながらサッカーに携わってきた。つまり、原川は京都時代の経験を生かせる可能性が十分にあるということになる。

本人も「大木さんの下でやったことはプラスになると思う」と前向きに語っていただけに、川崎のリズムにいち早く適応できそうだ。イラク戦などで見せた通り、彼は単にボールを出すだけでなく、空いたスペースに侵入してシュートを打てるという長所がある。プレースキックも得意だ。こうした武器を前面に押し出せば、風間体制でも重要な戦力の1人になれるはず。そういう意味では期待していいだろう。

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