IJFワールドツアーの花形である「欧州シリーズ」のオープニングゲーム、そして最高峰大会であるグランドスラム・パリ大会がいよいよ6日(土)と7日(日)の両日、パリ・ベルシー体育館で開催される。1月のグランプリ・ハバナ大会でツアー自体は既に開幕しているが新設大会であるハバナは選手たちにとってはあくまでイレギュラーゲーム。この大会を以ていよいよ2016年度シーズンがスタートすると奮い立つ選手がほとんどのはずだ。

旧「フランス国際」の流れを汲み単なる高配点大会にとどまらないリスペクトを集めるこの大会。例年であればどの階級にも世界選手権チャンピオンクラスの強豪が大挙参戦するのだが、今年のトップ選手のカレンダーはとにかくなにより五輪が中心。ここで勝ってポイントを稼いでおくのか、ライバルとの対決を避けて欠場し手の内を隠すのか、はたまた敢えて出場しまだ未対戦の選手を狙って「手合わせ」を試みるのか、エントリーの有無自体にその選手の今年における「大戦略」が透けて見える、組み合わせだけでも楽しめてしまう異常な大会ともなっている。

敢えて出場を選んだスーパー強豪が複数かち合うクラスが注目階級ということになるわけだが、男子でこの観点から面白いのは90kg級、100kg級、73kg級。90kg級はガク・ドンハン(韓国)と、昨年後半から呆れるほどの技の切れ味を見せ地元ハバナ大会も制したばかりのアスレイ・ゴンザレス(キューバ)の両世界王者が激突。ヴァーラム・リパルテリアニ(ジョージア)にクリスチャン・トート(ハンガリー)といつ頂点を極めてもおかしくないメダル常連の2人が脇を固める。100kg級はルーカス・クルパレク(チェコ)にエルマー・ガシモフとエルハン・ママドフのアゼルバイジャン勢2人が絡み、73kg級ではリオ五輪における「日本選手以外」の優勝候補筆頭であるアン・チャンリン(韓国)に、中矢力と秋本啓之の世界王者2人が同時出場するという熱い顔合わせが実現している。いずれも必見だ。

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