3年連続Bクラスに沈み、黄金期を知るベテランたちは相次いでチームを去った。ドラゴンズの2016年のキーワードはズバリ「世代交代」。

若手や中堅選手にとっては嫌が応でも自立を求められる1年となりそうで、覇権奪回には彼らの頑張りが欠かせない(選手の登録ポジションは1月29日現在のデータ。図中の黄色で塗られた選手は新加入)。

◆大野、若松に次ぐ存在を求めたい先発陣。救援陣はクローザーからの逆算

今や球界を代表する左腕に成長を遂げた大野雄大に、昨季彗星のごとく現れた若松駿太。現状の先発陣において、ローテーション入りが確定的なのはこの2名だけ。残り4つの枠を10名超で争う。

復権を狙う吉見一起、山井大介といったベテラン勢をはじめ、小熊凌祐や武藤祐太の中堅どころ、若手では濱田達郎、鈴木翔太らが候補に挙がる。2年目を迎えるバルデス、ネイラーの両助っ人も黙ってはいない。間違いなく、頭数は揃っている。

一方のブルペン陣は、クローザーの固定が懸案事項。数年前までの絶対的存在・岩瀬仁紀、昨季開幕時の抑え・福谷浩司、夏場に任された田島慎二のうち、結果を出し続けた者が9回のマウンドに立っていることだろう。

又吉克樹、岡田俊哉のフル回転は必至で、祖父江大輔もある程度の計算は立つ。かつての最強セットアッパー・浅尾拓也には、若いリリーバーたちの精神的支柱を望む。左腕の層がやや手薄なだけに、ゴールデンルーキー・小笠原慎之介のデビューも早々に訪れるかもしれない。

◆芽が出始めた杉山・桂に対し、即戦力ルーキーが「ポスト谷繁」争いに参戦

今季から谷繁元信監督が指揮官に専念。すなわち、今季正捕手の座を手にした男がそのまま「ポスト谷繁」を襲名する。

その立場に近いのが、杉山翔大と桂依央利。前者はパンチ力が持ち味の攻撃型捕手、後者は強肩と強靭な身体が武器の守備型捕手である。秋季キャンプでは若かりし頃の谷繁監督も経験した特訓に臨み、基礎体力の向上に励んだ。残念ながら杉山はケガにより離脱してしまったものの、横一線の状態でスタートを切る。

ここに割って入りそうなのが、ドラフト3位ルーキー・木下拓哉。アマチュア球界ナンバーワン捕手の呼び声が高く、1年目から戦力になれる実力を持つ。他にも松井雅人、武山真吾らが控えるだけに、正妻争いは激化することだろう。

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