武藤嘉紀のマンチェスター・ユナイテッド移籍騒動を振り返る

この冬、プレミアリーグの移籍市場でただひとり名前が挙がった日本人プレーヤーが武藤嘉紀だった。発端は、『デイリー・スター』と『デイリー・ミラー』というタブロイド系2紙がクリスマスに出した報道だった。
『スター』は“特ダネ”として「ジャパニーズ・センセーションに驚きのオファー」と見出しを打ち、アレックス・ファーガソン元監督の推薦を受けたクラブのスカウトが、すでに何度か武藤を視察していると報道。「1000万ポンドのオファーを準備」と報じた『ミラー』も同じくファーガソンが武藤を高く評価しているとし、「スピードとフィジカルの強さ、得点能力、ボールキープ能力が大きな長所。本人もプレミアリーグで実力を証明するチャンスを求めている」と記事を書いた。

その後はタブロイドだけでなく、『テレグラフ』や『インデペンデント』といった一般紙も武藤の名前を紙面に出すようになった。大半は第一報の“焼き直し”だったが、そんな中でこの件にひときわ熱心で、積極的に新情報を出してきたのが、おそらくかなり初期からこのネタをつかんでいた『ミラー』だ。
1月9日には「マン・ユナイテッド、“ジャパニーズ・メッシ”武藤を1200万ポンドで獲得間近」という記事を掲載。同じ獲得候補のサディオ・マネ(サウサンプトン)よりも武藤の方が狙いやすいとし、さらに「ドイツの情報筋によれば」という怪しいソースながら、マインツとマンチェスターUが交渉の席に着き、マインツが売却に抵抗しているという具体的なストーリーまで紡ぎ出した。
さらに『ミラー』の攻勢は続き、14日付けの記事では「武藤嘉紀のスカウティング・レポート」を掲載。
同記事ではまず、武藤が大学でサッカーと勉学を両立していたこと、FC東京でブレークして2014年のJリーグ年間ベストイレブンに選ばれたこと、チェルシーが獲得に近づいたが本人がマインツを選んだことなどの「バックグラウンド」を紹介。
そして面白いのはここからで、同紙はドイツのサッカー記者に武藤の“長所”と“短所”を取材。以下にざっくり内容を抜粋してみよう。

お知らせ

J SPORTSオンデマンド

◆ J SPORTSオンデマンドサッカーパックは
サッカーコンテンツ盛りだくさんで月額1800円!
・プレミアリーグ全試合
・ブンデスリーガ毎節4試合
・デイリーサッカーニュースFoot!
【会員無料動画】Un Poco Foot! 月曜日〜水曜日
詳しくはこちら »

サッカーパック :月額1,800円 (税抜)
※25歳以下の方は、U25割月額900円 (税抜)でご利用いただけます!

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ