トップリーグで3連覇を果たしたパナソニック

トップリーグで3連覇を果たしたパナソニック

ラグビー・トップリーグの順位決定トーナメント「Lixilカップ」決勝戦は想像以上の大接戦となった。

3連覇を狙う王者パナソニックがリードを保ちながら80分が経過し、ホーンが鳴り響いた後の東芝のラストプレー。東芝がトライに成功した時点で得点は27対26の1点差。ゴールキックが決まり、コンバージョンに成功すれば逆転である。だが、ステインのキックはわずかにポストを外れ、パナソニックの優勝が決まった。

トライを奪った場面でステインはボールを持ってかなりの距離を走っていた。体力を消耗しきった80分過ぎに長い距離を走ったため、その疲労がキックの精度に多少の影響を与えたのかもしれない。

いずれにしても、ラグビーに大注目が集まった2015年シーズンの掉尾を飾るに相応しい熱戦であったことは間違いない。

サッカーでは、一つのプレーで2点が入ることは絶対にない。

したがって、「1つのキック、1本のシュートで逆転」という場面は(アウェーゴール方式の場合を除いて)ありえない状況である。ラグビーならではの痺れるような場面設定は、ある意味でとても羨ましいものだった。

一方で、こういう僅差の勝負になってくると、ラグビーの場合、得点方式によって勝敗が変わってくることもある。

この決勝戦、トライの数では東芝が上回っていた。トライ数はパナソニックの3に対して、東芝は4。ただし、4回のトライのうち、最後のトライ(終了間際の)ではコンバージョンに失敗しており、一方でパナソニックがペナルティーゴール(PG)を2度決めたのに対して、東芝はPGがなかった。そのため、1点差の勝負になったわけだ。

ラグビーの得点方式は長い歴史の中で何度も変更されてきた。昔、僕が子供の頃ラグビーをやっていた時には、トライが3点でコンバージョンが2点、つまりゴールで5点しか入らなかった(今は、トライが5点でコンバージョンが2点で合計7点入る)。もし、パナソニック対東芝の試合が昔のルールで行われていたら3点差で終わっていたはずで、あの最後のステインのゴールキックは意味のないものになっていた。逆に、将来、再び得点方式の変更があってトライに7点(ゴールで9点)与えられるようになったとすれば、この試合は東芝の勝ちということになるはずだ。

このあたりは、「ゴールはすべて1点」というシンプルな得点方法に慣れたサッカーファンにとってはちょっと違和感を覚えるところでもある。

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