22日の2016年AFC・U−23選手権(カタール)準々決勝・イラン戦を延長の末、豊川雄太(岡山)と中島翔哉(FC東京)の2ゴールで3−0で勝利したU−23日本代表。目標であるリオデジャネイロ五輪出場権獲得にあと一勝と迫った。ユース年代でアジア8強の壁を破れず、手倉森誠監督率いるこのチームが発足してからも2014年AFC・U−22アジアカップ(オマーン)や2014年アジア大会(仁川)でも準々決勝敗退を強いられてきた選手たちが、鬼門を開けたことは前向きに評価すべき。指揮官が最後の最後で登録メンバー23人に加えた豊川が結果を出したことも含め、今のU−23日本代表は上昇気流にあると言っていい。

しかしながら、4強入りを果たしたとはいえ、この先で勝利できなければリオ五輪出場権は手にできない。26日の準決勝が最大の山場となるのは間違いないだろう。その相手が23日(日本時間24日未明)に決まり、UAEを延長の末に3−1で撃破したイラクとなった。

イラクは2014年U−22アジアカップ覇者で、アジア最強の呼び声が高いチーム。1次ラウンドは韓国、ウズベキスタン、イエメンと同じC組で、イエメンに2−0、ウズベキスタンに3−2、韓国に1−1のドローで2位通過だった。準々決勝・UAE戦も主導権を握りながら決めきれずに苦しみ、後半にはオウンゴールで1点を献上してしまった。

だが、そこからがイラクの真骨頂。失点直後に、屈強な体躯を生かした競り合いの強さからアリー・ヒスニ・ファイサル(10番)が同点弾をゲット。延長戦突入後も、空中戦からのこぼれ球をムハンナド・アブドゥラヒム・カッラール(8番)が決めて一歩抜け出し、終了間際の時間帯には見事なカウンターからアムシャド・アットワン・カディム(19番)が3点目を叩き出した。ほぼ全員がA代表経験者というチームだけあって、ギリギリのところで勝負強さを発揮できる集団なのは間違いない。スタジアムでこの試合を視察した手倉森監督もどう対峙すればいいか頭を悩ませているはずだ。

イラクの基本布陣は4−2−3−1。1トップのカッラールの力強いポストプレーには細心の注意を払わなければならないだろう。2列目もスピーディーなドリブル突破が魅力のフマーム・タリク・ナウーシュ(11番)、テクニックと視野の広さを併せ持つメフディー・カミール・シルタクー(9番)、力強さと推進力があるファイサルとタレントが揃っている。UAE戦で途中出場したアヤメン・フセイン(18番)も空中戦の強さは際立っていた。日本はイラン戦の後半立ち上がりの時間のように攻め込まれる展開を覚悟しなければならないだろう。

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