96年アトランタ大会以降、5大会連続で五輪出場を果たしてきた男子サッカー。2018年ロシアワールドカップ以降の日本サッカー界の発展を考えても、その歴史を途絶えさせてはいけない。手倉森誠監督率いるU−23日本代表には是が非でも世界の切符を手にしてもらわなければならないのだ。

その最終決戦の場となるAFC・U−23選手権(カタール)が12日にいよいよ開幕する。B組に入っている日本は13日の北朝鮮戦が初戦。16日にタイ、19日にサウジアラビアと戦い、2位以内になれば準々決勝に駒を進められる。この1次ラウンドが第一関門。南野拓実(ザルツブルク)らがユース代表だった2年前、日本は2014年AFC・U−19選手権(ミャンマー)で北朝鮮に準々決勝で敗れた苦い過去がある。北朝鮮が日本に対して凄まじい闘争心をむき出しにしてくるのは間違いない。その迫力に押されるようでは、この大会は絶対に戦い抜けない。どのトーナメントも初戦が肝心と言われるが、まずは北朝鮮戦をしっかりと勝って勢いに乗ることが肝要だ。

首尾よく8強入りを果たした場合、準々決勝の相手はA組のカタール、イラン、シリア、中国のいずれかになる。すでにA代表として活躍するアズムンやエザトラヒ(ともにロストフ)らを擁するイランがグループ最強を見られることから、日本としては2位通過は是が非でも避けたいところ。1位通過できた場合はカタールやシリアとの対戦が想定される。6日の事前テストマッチで日本はシリアに勝っているが、本番になれば相手のモチベーションは全く違ってくる。楽観視していたら痛い目に遭う可能性が高いことを忘れてはいけない。

手倉森ジャパンの面々はユース年代から現在に至るまで、ずっとアジア8強の壁に阻まれてきた。2012年と2014年のAFC・U−19選手権、2014年U−22選手権(オマーン)、2014年アジア大会(仁川)とアジアの主要大会では4強入りしたことがない。だからこそ、このハードルを超えることが至上命題だ。イランとの対戦を避けることはその近道となる。ゆえに、1次ラウンドは1位通過することに集中したい。

ただ、そこで勝ち上がれたとしても、ベスト4からが本当の戦いとなる。準決勝で勝てばその時点で五輪出場権を得られるが、負けた場合には3位決定戦が五輪切符へのラストチャレンジの場となるからだ。ここまで勝負がもつれるとしたら、選手たちは6試合をフルパワーで戦い続ける必要がある。このタフなトーナメントを乗り越えるだけの底力が今の手倉森ジャパンにあるのか否か。不安は尽きないが、やり抜いてもらうしかない。

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