コシェルニー

2015年の最後の試合でレスター・シティーに勝点で追い付き、とうとう得失点差で首位に立ったアーセナル。年明け早々、1月2日の試合ではニューカッスルを振り切って勝点3を獲得した。しかし、2016年絶好のスタートとなったかに思えるニューカッスル戦も、けっして万全の出来と言えるものではなかった。1対0というスコア以上に苦しい戦いだったと言っていいだろう。

キックオフ直後こそ、エジルから右サイドバックのベジェリンに開いてビッグチャンスを作り、その後も高い位置で小気味よいパスが回まわって完全にアーセナルのゲームかと思われた。ニューカッスルの中盤での守備が甘いこともあって、アーセナルはラムジー、フラミニのセントラルMFを中心に2列目から中盤に下がってくるエジルやウォルコットも含めて軽快にパスを回していた。前線の選手も中盤に下りて、ポジションチェンジをしながらアイディアに溢れたパスを回すあたりは、首位争いをしているレスター・シティーなとどはまったく違ったコンチネンタル・スタイルのサッカーだった。

しかし、順調に攻め続けていたように見えたアーセナルだったが、センターバックのコロッチーニを中心としたニューカッスルの堅い守りに手を焼いて、なかなか決定的得点機は作れない。すると、アーセナルは次第にパス回しのリズムまで失ってしまう。そして、アーセナルは、前半の立ち上がりのように華麗なパスを回すより、次第に中盤の手間を省いてのダイレクトプレーに頼り始める。そうこうするうちに、ニューカッスルがワイナルドゥムを中心としたカウンターで作り始め、後半に入っても同じような展開が続いた。

結局、GKのチェフの好守で無失点でなんとか切り抜けたアーセナルが、72分にCKからのこぼれ球をコシェルニーが押し込み、その1点を守り切って首位の座を確実なものとしたのだが、ボール保持率でもほぼ互角の試合となり、アーセナルにとってはヒヤヒヤの辛勝だった。年末以来の過密日程で疲れがたまっていたのも当然。現在のアーセナルのパフォーマンスを左右するエジルなども、キレを欠いていたのは確か。しかし、疲労の蓄積と言う面を割り引いたとしても、アーセナルはまだまだ絶好調からは程遠い。

同時刻に行われた試合で、昇格組のボーンマスと対戦したレスター・シティーが引き分けに終わったため、アーセナルはレスターに勝点2の差を付けて首位の座を確定した。レスターの方は、11試合連続ゴールで運を使い切ってしまったのか、ヴァルディのシュートがゴールの枠に嫌われてしまうなどこの試合でも得点に苦労していた。これまでの戦いとは打って変わって、レスターは年末以来得点不足に苦しんでいる。

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