2014年1月のACミラン移籍から3シーズン目となった今季、セリエA前半戦17試合中で先発わずか5試合・無得点と、かつてない苦境にあえいでいる本田圭佑。その本田がクリスマス休暇を利用して24日に帰国し、25日は千葉市内でサッカークリニックを開催。自らピッチに立ち、強いパスを出して少年たちを鼓舞するとともに、伝家の宝刀であるFKの見本を披露するなど、小学生たちを大いに沸かせた。イベントの最後には「大きな夢を持ってほしい。その夢を毎日意識して生活してください。そして決して諦めないこと。これが一番です」と彼自身が信条としている3つの大きな哲学を語りかけ、次世代を担う子供たちにいい刺激を与えた。

その本田だが、2015年は決して満足いく1年ではなかった。所属のミランでは、フィリッポ・インザーギ監督が指揮していた14-15シーズン後半戦はゴールこそなかったが、ほぼコンスタントにピッチに立ち続けることができた。そして、一層の飛躍を期した今季は、かつてFKの名手だったシニシャ・ミハイロビッチ監督が就任。開幕前のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC=中国)ではトップ下でテストされ、本人も「監督はどう思ってるか分からないですけど、自分的には完全にはまり役というか。これで続くのならば、間違いなく結果は出てくるかなって感じはしてます」と非常に前向きなコメントも残していた。

けれども、リーグ開幕直後から目に見える結果が出せない時期が続き、9月27日の第6節・ジェノア戦以降は控えに回されるようになる。その直後にはクラブの体質に対して苦言を呈したことが大きく取り上げられ、批判の矢面に立たされた。その騒動が引き金になった部分も少なからずあったのだろう。10月からはベンチを温める時間が圧倒的に増える。先発出場したのは前半戦ラストマッチだった12月17日のサンプドリア戦のみ。「プロになってこれだけベンチに座ったことがない」と本人も吐露したほどだ。

11月の日本代表のシンガポール・カンボジア2連戦の際にも「試合に出ていないんでコンディション維持は簡単なことではない。ただ、ベンチに座ってる人の気持ちも少しずつ分かってきたりとか、違った視点から選手としてサポートしたりはしましたね」と発言。本田は現状を務めて前向きに捉えようとしていた。確かにサッカーを多角的に捉える機会を持てたのはプラス要素もあっただろう。

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