12月18〜20日の第17節で今季ブンデスリーガ1部の前半戦が終了。昨季も2部降格危機に瀕したハノーファーが今季も苦境にあえいでいる。19日のバイエルン・ミュンヘン戦も超守備的布陣で懸命な粘りを見せたが、前半39分にセンターバックのシュツルがペナルティエリア内でハンドを犯してPKを献上。それをドイツ代表FWミュラーに決められた1点を跳ね返すことができず。0−1で敗戦を喫した。これで17試合の戦績は4勝2分11敗の勝ち点14で降格圏の17位。やはり11月の日本代表・シンガポール&カンボジア2連戦で右足第5中足骨を骨折した清武弘嗣の離脱の影響が色濃く表れていると言っていい。

そのハノーファーへの移籍が本決まりになりつつあるのが、日本代表ボランチの山口蛍(C大阪)だ。2012年ロンドン五輪4強入りの原動力となり、2014年ブラジルワールドカップにも全3試合出場を果たした彼は、昨夏の右ひざ負傷や所属のセレッソ大阪のJ2降格というアクシデントが重なり、2015年は国内に残留。J2で1年間戦うことになった。本人もキャプテンとしてセレッソの1年でのJ1復帰に集中していたが、最終的に彼らはJ1昇格プレーオフ決勝でアビスパ福岡を倒せなかった。本人はもともと海外志向が強く、クラブ側も「日本代表選手を2年連続J2でプレーさせるわけにはいかない」という考えを持っていたことから、ドイツ行きの話が加速。本人は12月中旬に渡独し、バイエルン戦を観戦したという。

山口が主戦場とするボランチは、190僂猟洪箸鮓悗襯札優ル人のサリフ・サネと、ハノーファーの生え抜きである170僂離泪縫絅┘襦Ε轡絅潺妊丱奪呂離灰鵐咾今季のメイン。2人のいずれかが欠場した場合には、最近清武のトップ下に入っているデンマーク人の32歳のベテランであるレオン・アンドレアセンが入っていた。山口蛍が加入した場合、まずはサネとシュミデバッハとのポジション争いを強いられるが、屈強なフィジカルを誇るサネはやはり外しづらい。となると、シュミデバッハとの競争に勝ち抜くことが試合出場へのポイントになりそうだ。

シュミデバッハは小柄だが小器用なタイプで、清武やアンドレアセンと絡みながら攻撃に出ていくことも多い。日本代表での山口はサネのようなつぶし屋として使われているが、そういう役割だけでは足りないのだ。セレッソの今季最終戦・福岡戦で見せたような鋭いタテパスや前線へ出ていく動きをより強く意識する必要がある。ユース時代まで背番号10を背負っていた選手らしく、攻撃センスを遺憾なく発揮できれば、最近左MFに陣取っているエドガー・プリブのポジションでもいいかもしれない。いずれにしても、ハノーファーが2部降格危機に瀕しているだけに、新外国人助っ人には得点につながる仕事がより強く求められる。そこを山口はしっかりと頭に叩き込むべきだ。

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