96年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドンと過去5大会連続で五輪出場を果たしてきた日本サッカー界。2016年リオデジャネイロ五輪も出場権を手にしなければならないが、アジア予選方式が今回から変わり、96年アトランタ大会と同じセントラル集中開催へとシフトした。最終予選は1月12日に開幕するAFC・U−23選手権(カタール)。ここで3位以内に入らなければ日本の連続出場が途絶えてしまうだけに、何とか踏みとどまりたいところだ。

とはいえ、ご存じの通り、93年生まれ以降の世代は傑出したタレントが少ない。A代表経験者はキャプテンの遠藤航(湘南)と海外組の南野拓実(ザルツブルク)、目下開催中のFIFAクラブワールドカップ(FCWC)でインパクトを残している浅野拓磨(広島)の3人だけ。世代交代が着々と進んでいる韓国やイラク、イランなどに比べると後塵を拝している感は否めない。手倉森誠監督は3月の1次予選以降、定期的に合宿を行って底上げを図ってきたが、チーム完成度は思うように上がっていない。最終予選の前哨戦となった12月のカタール遠征でのイエメン、ウズベキスタンとのテストマッチも2試合スコアレスドローと決定力不足を露呈した。

18日に発表された最終予選メンバーもそんな現状を象徴するかのように、登録23人中21人しか決まらないという異例の事態となった。手倉森監督は「カタール遠征から帰ってきて昨日まで考えたが、どうしても決めあぐねて昨日の夜に霜田(正浩)技術委員長に『明日発表するのは21人でいいですか』と許可を取った。22日から次の石垣島キャンプがある。そこで残り2人を決めたい。まだまだ最後まで悩みたい。最終的には30日に発表します」と説明したが、それだけ最後の決め手を欠いたということだ。

 

残り2枠は、石垣島キャンプに参加するDF櫛引一紀(札幌)、高橋祐治(讃岐)、安在和樹、三竿健斗(ともに東京V)、MF豊川雄太(鹿島)、前田直輝(松本山雅)、川辺駿(磐田)、FW荒野拓馬(札幌)、金森健志(福岡)と、天皇杯で勝ち残っているMF関根貴大(浦和)、FW鎌田大地(鳥栖)、MF秋野央樹、DF中谷進之介、FW中山雄太(いずれも柏)の15人から選ぶという。カタール遠征で得点力不足を露呈したことを考えると、攻撃陣を2枚抜擢する可能性が非常に高い。となると、1次予選のメンバーだった豊川、荒野、今季のJで活躍した関根、前田、鎌田、金森のいずれかになると見られる。

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