CS決勝の第一戦で劇的勝利を収めた広島

CS決勝の第一戦で劇的勝利を収めた広島

後半15分にガンバ大阪の外国人FWパトリックの代役・長沢駿が先制点を奪い、後半35分にサンフレッチェ広島のドウグラスが同点弾を奪うという一進一退の攻防となった2日のJ1チャンピオンシップ(CS)決勝第1戦。この直後に今野泰幸が見事な右足ボレーシュートを決め、ガンバが2度目のリードを奪ったところまでは、完全に彼らが有利な状況にいた。

ところが、残り4分を切ったところでガンバの右サイドバック、オ・ジェソクが清水航平を突き飛ばして一発退場。これで試合の流れがガラリと変わる。試合巧者の広島は5分間のロスタイムを最大限生かし、46分に青山敏弘の絶妙のクロスに佐々木翔が反応。見事なヘディングシュートで2度目の同点弾を叩き出す。さらにタイムアップ寸前、左からのクロスを最終的に柏好文が沈めてそのまま終了。年間勝ち点1位&第2ステージ王者の広島が敵地でアウェーゴール3つを奪って先勝するという圧倒的優位な状況で、5日の本拠地での第2戦を迎えることになった。

この白熱した好ゲームを見ても分かる通り、広島の試合運びのうまさ、選手層の厚さは誰もが認めるところだろう。

広島の先発はGK林卓人、DF塩谷司、千葉和彦、佐々木翔、ボランチ・青山、森崎和幸、右サイド・ミキッチ、左サイド・清水、2シャドウにドウグラスと柴崎晃誠、1トップに佐藤寿人という陣容だった。最終ラインの一角を占めた佐々木は、水本裕貴が11月7日のガンバ戦で左眼窩底骨折を負って戦線離脱していたことから、穴を埋めていた選手。清水にしても、やはり柏が負傷離脱した間に大きなインパクトを残していた。それゆえ、森保一監督は水本と柏がプレーできる状態になっても2人をスタメンから外さなかった。

結果として、佐々木は敗色濃厚のチームを窮地から救う2点目を叩き出し、清水もオ・ジェソクを退場に追い込むとともに、左からのチャンスメークに数多く貢献した。その清水の活躍に刺激を受けた柏も、ミキッチとの交代出場後、凄まじい勢いでゴールに向かい続け、逆転弾をもぎ取った。

佐藤寿人と交代した浅野拓磨もそうだが、広島はバックアップ選手たちがここ一番で大きな仕事をしてくれる。それは主力と控えの実力差がなく、誰が出ても同じような戦いができるという総合力の高さの証でもある。こうしたハイレベルのチームを構築した森保監督のマネージメント力は高く評価されるべきだ。

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