11試合連続ゴールの大記録を打ち立てたジェイミー・ヴァルディ

11試合連続ゴールの大記録を打ち立てたジェイミー・ヴァルディ

プレミアリーグの首位を走るレスター・シティーと2位マンチェスター・ユナイテッドとの首位決戦で、ジェイミー・ヴァルディの11試合連続ゴールという大記録が生まれた。そして、試合は引き分けに終わり、レスターは暫定的に首位をキープした。

ヴァルディのゴールは素晴らしいロングカウンターだった。相手CKをキャッチしたGKのシュマイケルがフックスにボールを送り、その瞬間自陣ペナルティーエリアから発進したヴァルディが一度左に膨らんだ後、中央に走り込み、オフサイドぎりぎりのタイミングで裏に抜けた瞬間、左足でスペースに送りこんだフックスからのボールがぴたりと合ったのだ。そして、ボールを受けた瞬間、ヴァルディはなんのためらいもなく振り抜き、ボールはGKデヘアの股間を抜けてマンチェスター・ユナイテッドのゴールに突き刺さった。

どんな状況でも、まず縦にボールを入れようという強い意志を持ったレスターらしい得点だった。

だが、見方をちょっと変えると、前半の45分間レスターの良さを引き出したのはマンチェスター・ユナイテッドの試合の入り方だったとも言える。

リバプール戦の大敗、チャンピオンズリーグのPSVアイントホーフェン戦のゴールレスドローと、マンチェスター・ユナイテッドは難しい状況の試合だった。それでも、立ち上がりのマンチェスター・ユナイテッドは最近の試合の中では積極的でアグレッシブだった。ボールが縦によく入ったし、3列目のシュヴァインシュタイガーがエリア内まで飛び出してきたりと人の出入りもあった。

だが、結果的にはそれがレスターの良さを引き出す結果につながった。

レスター・シティーというチームには緻密な戦術があるわけではないように見えるが、とにかく早いタイミングでボールを縦に送り込む意識が高い。

そして、ボールを受けて素早く反転して前を向く技術に長けた選手が数多くいる。チームの志向と選手の特徴がうまくシンクロしているのだ。岡崎慎司なんかもその一人。マンチェスター・ユナイテッド戦でもトップの位置から降りてきた岡崎が、縦のボールを受けて反転する場面が前半、何度かあった(残念ながら、得点に直接絡めそうな高い位置でのボールタッチがうまくいかなかったが)。

マンチェスター・ユナイテッドが、縦への意識を高くしたことで、ボールが前後によく動き、ややせわしない展開となり、それがレスターのリズムとうまく合ってしまった。それが、あのヴァルディのゴールを生んだとも言えるのだ。つまり、マンチェスター・ユナイテッドのいつにないアグレッシブさが、レスターのリズムの試合につながってしまったのだ。

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