浦和を破り広島への下剋上を目指すG大阪

浦和を破り広島への下剋上を目指すG大阪

今季から10年ぶりに復活したJリーグチャンピオンシップ(CS)。しかし2004年までの第1・第2ステージ王者がぶつかり合うシンプルなスタイルではなく、今回は年間王者&第2ステージ王者のサンフレッチェ広島、第1ステージ王者&年間2位の浦和レッズ、年間3位のガンバ大阪の3チームが年間タイトルを争う形になった。

まず浦和とガンバが準決勝を一発勝負で行い、その勝者がホーム&アウェーの決勝戦に進むのだが、11月22日のJ1第2ステージ最終節のわずか1週間後に準決勝が行われるため、チケット販売や準備が非常に慌ただしい。28日に埼玉スタジアムで行われた準決勝・浦和対ガンバ戦に4万人超の観衆しか入らなかったのも、その日程や大会方式のせいかもしれない。「今回のCS争いは複雑すぎる」という声もあちこちで聞かれただけに、今後、改善の余地があるだろう。

こうした中、行われた準決勝は、非常に慎重な戦いとなった。前半は浦和がボールを支配し、ガンバが手堅く守ってカウンターを狙うという展開。浦和は前半23分に武藤雄樹がゴール前で決定機を迎えるが、ガンバの守護神・東口順昭が鋭い反応でストップ。0−0で試合を折り返す。そして後半も開始早々、ガンバは浦和の那須大亮のミスパスをカットした大森晃太郎からの折り返しを今野泰幸が確実に決めて先制点を奪う。ボールポゼッションで上回っていた浦和にとっては計算外の失点だったに違いない。

この直後、浦和は梅崎司や武藤が立て続けにビッグチャンスを作るが、またも東口に防がれる。11月のシンガポール・カンボジアとの日本代表2連戦を負傷辞退したJ屈指のGKはの出来は素晴らしく、この日は代表正守護神・西川周作を完全に凌駕していた。彼が最終的にマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞するのは突然の成り行きだった。

その後、浦和は梅崎に代えて送り出したスーパーサブのズラタンが右CKからのこぼれ球を押し込んで同点に。90分を戦っても決着がつかず、試合は延長戦へともつれ込んだ。延長に入ると、前半から飛ばしてきた浦和の足が止まり、攻撃の迫力が低下。ガンバの方も井手口陽介を投入して遠藤保仁を2列目に上げたが、思うように停滞感を打ち破れなかった。

刻一刻と時間が流れていき、PK戦かと思われた延長後半13分、誰もが目を疑うようなシーンが起きる。ガンバの守備陣を統率する丹羽大輝が不用意なバックパスを蹴り、それがポストに当たってこぼれたのだ。オウンゴールかと思った浦和ベンチは総立ちで喜ぶ。そこで集中していたのが東口だった。「ポストに当たってどうなるかと思ったけど、目の前にボールがあって、フリーの人がいたんで、しっかり前に出せました」といち早く攻めに転じたのだ。

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