先日のコラムで「秋の椿事」などと失礼なことを書いたが、やはりレスター・シティーがマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティー、アーセナルを従えて順位表の最上位にいるのは信じられないような光景だ。そして、ジェイミー・ヴァーディーは10試合連続ゴールを決めて得点王争いのトップにいる……。

シティーはもともと1880年代創立の古いクラブで、レスターという街もフットボールが盛んなところ。レスター大学には歴史のあるフットボール研究所もある。そんな街ではあるにしてもシティーはトップリーグの優勝はないクラブである。

まさに、驚くべき光景と言っていい。

試合を見ていてもさして斬新な戦術をとっているわけでもなさそうだ。監督はイタリア人のクラウディオ・ラニエリだが、イタリア人らしい緻密な戦術を駆使しているというわけでもない。どちらかといえば、勢いに任せたサッカーをしているように見える。だが、開幕から10試合以上経過しても勢いが衰えないとすれば、最早「勢い」で片づけることはできない。僕には、まだあのチームの好調の秘密が分からない。

ただ、巷間に言われているのは「レスターは強豪との対戦が少なく、これまで日程に恵まれていた」という事実だ。たしかに、その通りだし、強豪の一角アーセナルとの試合ではレスターは大敗を喫している。
しかし、レスター・シティーは、いよいよ第14節でビッグネーム中のビッグネーム、マンチェスター・ユナイテッドとの対戦を迎えることになる。それも、首位のレスターと2位のマンチェスター・ユナイテッドとの「首位決戦」として、である。

言うならば、レスター・シティーの進撃の真価が問われる試合なのである。

ところが、相手のマンチェスター・ユナイテッドは順位的に2位にいるとはいえ、けっして良い状態にはない。ミッドウィークのチャンピオンズリーグではPSVアイントホーフェン(オランダ)とのホームゲームでスコアレス・ドローを演じている。

このPSV戦、たしかにマンチェスター・ユナイテッドがボールを持っている時間が長く、ゲームを支配してはいた。しかし、点が入らない。それも、「相手の堅い守備に得点が決まらず」というより、ジェシー・リンガードが何度か良い形でシュートを狙ったくらいで、決定的なチャンス自体が作れなかった試合だった。ルイス・ファンハール監督自身が「平凡な試合」と切り捨てたらしい。

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