毎試合、小塚選手の取材では「自分からファンの皆さんに向けて話したい」そんな想いが伝わってきます。ISUグランプリシリーズ・ロシア杯終了後、今シーズンのここまでの道のりや「特技:全日本選手権(※日本スケート連盟のプロフィールより)」への決意を、皆さんのために語って下さいました。

小塚崇彦選手 SP『Respedo y Orgullo (Farruca)』2015年ISUグランプリシリーズ・ロシア杯

[写真]小塚崇彦選手 SP『Respedo y Orgullo (Farruca)』2015年ISUグランプリシリーズ・ロシア杯

――ロシア杯に入るまでのことと、このロシア杯で感じられたことをお話し下さい。

まずは「滑れるかどうか」というところからスタートして……1ヶ月ぐらい前に足が痛くなって(左足首腱鞘炎)、(欠場した)中国大会の前の2週間は練習が出来なくて、中国大会の頃は練習が出来たり出来てなかったり。トレーニングもしながら体だけはキープしていたんですけど、やっぱりスケートで養える筋肉と陸上で養える筋肉っていうのは違うんだな、と感じながらやっていて。ここ1〜2週間というところは、しっかり練習して来たんですけど……まぁ、1〜2週間の練習で戦えるほど甘い舞台ではない、という風に思います。ただ、その練習の間に信夫先生も言われたんですけど、「タカヒコ本来の滑りがちょっとだけ見えた」と。「じゃあ、これだったら(ロシア杯に)行ってもいいかな」と思えて。うーん……何でしょうね……「何がどうこう」と言うよりも「感じるもの」が良かったということで今大会には来ました。

ジャンプは単独では飛べても、曲の中で何回も繰り返してやっているわけではないので……「肺」のほうは動かしてた(:陸上トレーニングで心肺機能は高めることが出来る)から、やっぱりある程度、フリーも最後まで持ってたと思うんですけど、筋肉的なもの、「筋持久力」がなかったなと。ショートでもステップの最後のほうは……(乳酸が全身に回り)意識とんでますね(笑)フリーもステップ(シークエンス)の前から足に来てた感じだったので。筋力が持ってなかったなと思うので、そこはもう滑り込んでいくしかないなと思っています。

――ロシアの方々にも、大きな声援を受けられていましたね。

そうですね、これだけの回数(5回)を出ている選手は……多分(今大会出場選手の内、出場回数)「単独トップ」になるんじゃないかな!と(笑)ロシアの地元の方達が応援して下さるのはすごくうれしいですし……その土地の人が応援して下さると「ひとつホームが出来た!」と感じて。世界選手権(2011年の震災後、東京から場所を移し開催されたモスクワワールドで銀メダル獲得)があったことが一番大きいと思いますけど……そこからもう4年も経って、憶えていない人もいるでしょうし。でも、今大会でもこうして憶えて下さっている、その土地の人の記憶の片隅にでも残れているっていうのはうれしいです。

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