CLの決勝トーナメント進出も危ぶまれるモウリーニョ監督率いるチェルシー

CLの決勝トーナメント進出も危ぶまれるモウリーニョ監督率いるチェルシー

日本のサッカーシーズンは終盤を迎え、J2でもJ3でも最終節、最終戦後半のアディショナルタイムに入った得点で昇格や降格が決まる劇的なシーンが見られた。こういう楽しみは、どんなレベルのリーグ戦でも楽しめるスリルである。

そんなシーンの後の記者会見でのやり取りを聞いていて違和感を覚えるのは、そういった順位争いの本質が理解できていないらしいということだ。つまり、「昇格、降格は勝点数によってではなく順位によって決まる」ということをよく理解していないのではないかと思わせる質問がよく出るのだ。もちろん、規則を理解していないとは思えないが、会見で「勝点いくつが目標だったが……」といった類の質問が必ず出るのだ。

たとえば、残留が目標というクラブがある。シーズン前に、監督が「残留のためには勝点がいくつ必要」といった数字を掲げる場合もあるだろう。しかし、最後の最後の争いになれば勝点がいくつかということには意味はない。あくまでも残留を争う相手=当該チームとの相対的な順位が重要なのだ。

話は大きく変わるが、UEFAチャンピオンズリーグでもそうだ。師走の声を聞くとグループステージ突破を巡って順位争いが激しくなってくる。

一般的には勝点10くらいを取れば勝ち抜けが可能と言われているが、この場合もあくまでも相対的な順位が重要なのだ。4チームが2回戦総当たりをするミニリーグの場合、全勝すれば勝点は18。1つのクラブが勝点18を取り、残りの3チーム同士の試合がすべて引き分けだったとする。そうすると、3チームは勝点4で並び、3チーム間の成績の得失点差によって順位が決まることになる。つまり、勝点4でグループステージを突破できる可能性もあるのだ。

逆に、上位3チームが並んで勝点12を取っても3位になってしまう場合もある(一昨シーズン、イタリアのナポリが勝点12で3位敗退となってしまったことがあった)。

チェルシーが所属するグループGがそんな趨勢になってきた。

このグループでは、イスラエルのマッカビ・テルアビブが第5節まで全敗で、チェルシーの他にポルト(ポルトガル)とディナモ・キエフ(ウクライナ)が大混戦を繰り広げているのだ。

今シーズン、序盤から躓いたチェルシー。プレミアリーグでも順位を上げられずに苦しんでいるが、チャンピオンズリーグでも初戦ではホームでマッカビ・テルアビブに4対0で大勝したものの、第2節でポルトに敗れ、第3節でディナモ・キエフと引き分ける苦しいスタートとなり、グループステージ敗退かと思われた。第4節、ディナモ・キエフとのホームゲームでも相手のオウンゴールでリードしたものの、78分に追いつかれ、崖っぷちに追い詰められた。しかし、同点ゴールの5分後にウィリアンのFKでリードを奪い、なんとかディナモ・キエフを破って2位に浮上したのだ。

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